掻かずに“かいた感覚”。「サーモスクラッチ」を肌に15秒あててみた

ThermoScratch(サーモスクラッチ)
温冷プレートを肌に当て、錯覚でひっかいたような感覚を作る持ち運べるデバイス
公式サイト
公開
応援購入開始 2026-07-23
作り手
大阪ヒートクール株式会社(会社)
対応
ハードウェア
価格
予定小売価格 39,600円(税込・送料込)。クラウドファンディング(2026-09-29終了)の特典は1台 26,400円〜29,700円

どんなアプリか

ThermoScratch は、温度を制御した温冷プレートを肌に当てて触覚の錯覚を起こし、引っ掻いたような感覚を与えるデバイスです。応用しているのは、温かさと冷たさを同時に感じると単なる温冷とは違う刺激として知覚される「サーマルグリル錯覚」という現象で、肌を傷つけずにひっかいたような刺激を作るとしています。

モードは2つあり、強さは1〜4段階から選びます。温冷同時刺激モードでは温(38〜45℃)と冷(10〜20℃)を同時に当て、冷感モードでは冷プレートで気になる部分をピンポイントで冷やします。

刺激は通常15秒間続いて自動で止まり、強さ4のときは30秒間続きます。使用後の15秒間は機器の冷却時間のため操作できません。

本体は約227×44×42mm、約320gです。充電式のため屋外でも使えるとされています。

電源は USB-C 給電で、リチウムイオン電池(1,500mAh)を内蔵しています。カバンに付けて持ち運べるとされています。

『ThermoScratch®』は、大学発の温冷テクノロジーという科学的アプローチによって、デバイスで心地よい錯覚を与えることでリフレッシュを促す、これまでにない新しいアプローチを提案する製品です。

伊庭野さん(大阪ヒートクール 代表)、Kibidango のプロジェクトページ「最後に」

作ったのは、2020年に大学の垣根を越えて集まった研究者らが立ち上げた大阪ヒートクール株式会社です。メンバーは熱・材料・電気・知覚・無意識を専門とする元研究者や大学の教員で、これまでに生理痛VR体験装置『ピリオノイド』を開発しています。

料金とデータの置き場所

予定小売価格は39,600円(税込・送料込)です。クラウドファンディングでの1台の特典は26,400円〜29,700円でした。

クラウドファンディングは Kibidango と GREEN FUNDING の共同開催で、Kibidango のプロジェクトページには目標金額2,000,000円に対し、集まった金額11,072,300円と表示されています。

プロジェクトは2026年9月29日に終了しました。お届けは2026年10月を目処に支援順とされ、プロジェクト終了後は事業者・専門機関向けの販売を中心に展開する予定と書かれています。

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入れる前に

医療機器ではなく、医療行為の代わりにはならないと明記されています。皮膚に炎症・割れ・ただれがある部位には使わないこと、医師の治療を受けている人は使う前に医師に相談することが注意として挙げられています。

人によっては少しピリッとした感覚になることがあり、子どもが使うときは保護者の監督が必要です。温度を伝える部分はアルミ合金にアルマイト処理をしたもので、肌に異常を感じたら使用を控えるよう書かれています。

保証は初期不良のみで、交換・修理の受付はお届け後7日以内です。