確定申告、e-Taxの入力までAIに任せてみた「shinkoku」
- 公開
- 正式公開 2026-02-22
- 作り手
- Kazu(個人)
- 対応
- Claude Code プラグイン・Agent Skills(Cursor・Gemini CLI・Codex など)
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 365(2026-10-12)
どんなアプリか
shinkoku は、個人事業主や会社員の所得税・消費税の確定申告を、AI コーディングエージェントに手伝わせるためのプラグインです。帳簿の記帳から、国税庁の確定申告書等作成コーナーへの入力代行までを一続きで扱います。
Claude Code のプラグインとして動くほか、SKILL.md の形式に沿った Agent Skills として、Cursor や Gemini CLI、Codex など 40 以上の AI コーディングエージェントで使えると説明されています。
作業はスキルごとに分かれています。申告が必要かどうかの判定(/assess)に始まり、CSV やレシート、源泉徴収票を取り込んで複式簿記の仕訳を登録し(/journal)、決算書を作り(/settlement)、所得税と消費税を計算して(/income-tax・/consumption-tax)、最後に作成コーナーへの入力を代行します(/e-tax)。
主な対象は青色申告の個人事業主で、副業のある会社員や、医療費控除・ふるさと納税で申告する人にも対応しています。消費税は2割特例・簡易課税・本則課税のどれにも対応し、仮想通貨の利益は雑所得として申告書に反映されます。
レシートや源泉徴収票などの画像を読み取るスキルもあり、対応するエージェントでは2つのサブエージェントが別々に画像を読んで、結果を突き合わせます。
料金とデータの置き場所
MIT ライセンスで公開されているオープンソースです。
データは、自分で決めた作業フォルダの中に保存されます。帳簿や仕訳は SQLite のデータベース(shinkoku.db)に、マイナンバーや住所などは設定ファイル(shinkoku.config.yaml)に書き込まれます。
作業フォルダを git で管理している場合は、/setup を実行するとこれらのファイルが .gitignore に自動で追加されます。ただし強制的に追加するとコミットされてしまうため、リモートに上げないよう README で注意を促しています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| shinkoku | 確定申告スキル | 帳簿の記帳から確定申告書等作成コーナーへの入力代行まで | Claude Code プラグイン / Agent Skills | 無料(OSS, MIT) |
| ffmpeg-skill | 動画編集スキル | ローカルの FFmpeg で字幕・無音カット・縦型リフレームをさせる | Claude Code / Cursor / Codex / MCP(npx) | 無料(OSS, MIT) |
| Sub-Agents Skills | サブエージェント実行 | Markdown で書いたサブエージェントを好きなバックエンドで実行 | Agent Skills(Python) | 無料(OSS, MIT) |
| security-harness-kit(shk) | 監査 CLI | AI に渡す前にシークレットや個人情報を検出・マスク | CLI(Rust 単一バイナリ、npm 配布) | 無料(OSS) |
入れる前に
株式の分離課税、FX、不動産所得、退職所得、白色申告、非居住者などには対応していません。青色申告のみの対応です。
計算は令和7年分と令和8年分の所得税・消費税に対応しています。使うには Python 3.11 以上と uv が必要です。作成コーナーへの入力代行にはブラウザ自動化が必要で、Claude in Chrome、Antigravity、Playwright CLI(β版)の3つの方式から選びます。
レシートなどの画像を読み取れるかどうかは、エージェントの種類ではなく、接続先の AI モデルが画像認識に対応しているかで決まります。テキスト専用のモデルでは手動での入力が必要です。
本ツールが生成した申告書・計算結果は、提出前に必ずご自身で内容を確認してください
shinkoku の README「免責事項」(GitHub)