翌日の準備が1時間→30分に。「コエカル」を入れた院長の声
- 公開
- 正式公開 2026-06-11
- 作り手
- 株式会社ADVATEC(会社)
- 対応
- 医療機関向けサービス(提供形態の記載なし)
- 価格
- 院全体の定額制(録音時間ベース。金額の記載なし)
どんなアプリか
コエカルは、診察中の会話からカルテを作る医療機関向けの音声AIサービスです。診察の始まりに録音を始めて、終わったら止めると、SOAP形式のカルテが自動で作られます。医療用の独自の辞書を持っています。
患者ごとに過去の記録をためておき、症状の移り変わりを確かめられます。ためた記録をもとに、AIが診療の事前準備や書類作成を手伝い、他院への紹介状(診療情報提供書)やサマリーも自動で作れます。
医師の診察のほか、看護師の事前問診、薬剤師の服薬指導、カンファレンスの議事録作成にも使えると案内されています。作ったのは、元病院薬剤師を含む創業メンバーです。
良い臨床医とは何でしょうか?目の前の患者様の話をきちんと聞いて、表情を読み取り、対話をすることではないでしょうか。
監修医師 明星智洋さん、株式会社ADVATEC のプレスリリース(PR TIMES、2026-06-11)
使っている人の声
同社のプレスリリースには「先行導入院様の声」として、2院の院長のコメントが載っています。
カルテの充実度も向上し、見返した際に患者様の発言やアセスメントが正確に把握できるため、翌日の準備時間が1時間から30分程度へと半減しました。
わだ内科・胃と腸クリニック 院長 和田蔵人さん、株式会社ADVATEC のプレスリリース(PR TIMES、2026-06-11)
過去の記録を容易に確認できるため重複質問がなくなり、受付や事務スタッフとの連携もスムーズになりました。
ごとう耳鼻咽喉科クリニック 院長 後藤祐輝さん、株式会社ADVATEC のプレスリリース(PR TIMES、2026-06-11)
料金とデータの置き場所
料金は院全体で契約する定額制で、録音時間をもとにしています。クリニックの全スタッフがその定額の範囲で使えます。金額は公表されていません。
「デジタル化・AI導入補助金2026(旧:IT導入補助金)」の対象で、導入費用の最大2分の1を補助金として申請できると案内されています。
これまでの更新
2026-06-11に正式提供が始まりました。それまでの半年間の先行提供で、約200院の病院・クリニックが導入したと同社は発表しています。正式提供にあたり、先行導入先からの意見をもとに新機能を加えたとしています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| コエカル | 音声AIカルテ | 診察の会話を録音してSOAP形式のカルテを作り、過去の記録から紹介状・サマリーも作る | 記載なし | 院全体の定額制(録音時間ベース) |
| メドコムAI議事録 | 医療向け議事録 | 患者説明やカンファレンスを録音・要約し、QRコード経由で電子カルテへ出力 | スマートフォン+電子カルテ連携 | 月額0円〜(規模・プランによる)。「メドコム」利用が前提 |
| AXON(アクソン) | 診療業務AIエージェント | 予約受付・問診・SOAPカルテ下書き・紹介状下書きまで診療の前後業務をつなぐ | Web | 未確認 |
| カルステップ-translator | 翻訳つき診療支援 | 外国語の患者とリアルタイム双方向翻訳で話し、診察後にカルテと外国語紹介状を作る | アプリ | 新規初期費用 70,000円(キャンペーン50,000円) |
| Apollo AI | 病院向け書類自動化 | 院内データとAIエージェントを組み合わせ、退院サマリなどの書類作成を自動化 | 病院内システム | 未確認 |
入れる前に
2026-06-11時点で、無料デモの予約を受け付けています。申し込みは製品説明ページのフォームからです。
記録時間70%減や音声認識の精度90%以上といった数字は、導入先の平均値を同社が調べたものです。WEB問診や電子カルテとのAPI連携は、今後強化していく予定として挙げられています。