「Apollo AI」を入れたら、退院サマリが30分から2分になった
- 公開
- 提供開始 2026-09-10
- 作り手
- 株式会社Albatrus(会社)
- 対応
- 病院向けシステム(国内クラウド)
- 価格
- 記載なし
どんなアプリか
Apollo AI は、三重県津市の株式会社Albatrus が病院向けに提供する「AI基幹システム」です。電子カルテをはじめとする院内のデータ活用と、AIエージェントによる業務の自動化を組み合わせた、病院全体の基幹システムと説明されています。
指示を受けて答えるだけの従来のAIとは異なり、作業の手順そのものをAIが組み立て、一括作成まで行います。
株式会社Albatrus、PR TIMES のプレスリリース(2026-09-10)
同社の発表では、退院サマリの作成が37分から3分に(92%削減)、ICの文字起こしが15分から4分に(67%削減)なるとしています。先行導入パートナーの医療法人永井病院(三重県/199床)での実証実験では、退院サマリ作成が30分/人から2分/人(93%削減)になったと書かれています。
文書作成・情報検索・音声・OCR・業務自動化・文書管理支援などの機能を1つのプラットフォームで提供し、基本機能は15、オプションを合わせると20機能です。医師・看護師・コメディカル・事務職まで職種を問わず使える想定です。
料金とデータの置き場所
データの扱いについては、AIがデータを学習・保存しない設計(暗号化・匿名化)とし、国内クラウドと閉域網VPN、WAF を使ったゼロトラスト設計をとるとしています。認証には多要素認証と IP アドレス制限を使います。
これまでの更新
Apollo AI は、同社が2024年から提供してきた「メディラクAI」のアップデート版です。2026-09-10 のプレスリリースで正式提供開始が発表されました。同じリリースには「26年4月から正式発売」とも書かれています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Apollo AI | 病院の基幹システム | 院内データとAIエージェントで文書作成などを自動化 | 病院向けシステム(国内クラウド) | 記載なし |
| OPTiM AI ホスピタル スイート | 病院向け統合パッケージ | 電子カルテ連携の生成AI・セキュアチャット・端末管理・文書管理をまとめる | Web / PC / スマホ(MDM含む) | 基本料金 年額288万円/1病院+ID料金 月額980円/ID(税別) |
| AXON(アクソン) | AIエージェント基盤 | 予約受付・問診・カルテ下書き・紹介状下書きまで診療の前後業務をつなぐ | Web | 未確認 |
| MedPlato(メド・プラトン) | 院内設置型AIエージェント | 病院のCIO・CISO業務を支援 | オンプレミス | 未確認 |
| メドコムAI議事録 | 医療機関向け議事録 | 録音・文字起こし・要約をQRコード経由で電子カルテへ出力 | スマートフォン+電子カルテ連携 | 月額0円〜(規模・プランによる) |
入れる前に
2026-09-10 の発表時点で、国立大学病院を含む10以上の病院で導入・構築されているとしています。導入にあたっては、要件の整理から運用の定着まで専任担当が付きます。
3省2ガイドライン(厚労省・総務省・経産省)や厚労省の個人情報ガイドライン、生成AI活用ガイドライン(HAIP)などに準拠するとしています。導入の相談は同社の問い合わせ窓口で受け付けています。