「初音ミク V6」にしたら、息継ぎを手で描かなくてよくなった

初音ミク V6
歌詞とメロディーを入力して、初音ミクの声で歌わせる VOCALOID6 用の歌声合成ソフト
公式サイト
公開
正式公開 2026-04-14(発売)
作り手
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(会社)
対応
Windows・Mac
価格
ボイスバンク 10,780円、スターターパック 24,200円(税込)。旧版の持ち主は優待価格あり

どんなアプリか

『初音ミク V6』は、クリプトン・フューチャー・メディアが 2026年4月14日にリリースした、VOCALOID6 に対応する初音ミクの歌声合成ソフトです。初音ミクの声のボイスバンクを2種類収めていて、日本語と英語で歌わせられます。中国語は後日の無償アップデートで対応する予定です。

2種類のボイスバンクのうち「Original」は、これまでの初音ミクらしさを受け継ぐ、かわいらしく素直な声です。もう一方の「Soft」は、吐息まじりの柔らかい声です。

直前発表となってしまいましたが、2007年から続く初音ミクらしい歌声の「Original」のボイスバンクに加えて、柔らかい歌声の「Soft」を加えてリリースさせて頂きました。初音ミクは様々な表情を持つシンガーですが、このVOCALOID6の初音ミクの日本語と英語の歌声が、新しく皆様に親しまれることを願っています。

佐々木渉さん(クリプトン・フューチャー・メディア『初音ミク』開発プロデューサー)、PR TIMES のプレスリリース(2026-04-14)

VOCALOID:AI の歌声合成エンジンに合わせて作られていて、ブレスを自動で入れたり、歌詞を英語のスペルで入力すると自動で英語の歌い方に振り分けたりします。ピッチや音量の移り変わり、タイミング、アクセントを機械学習で学んでいるため、初期設定のままでも使えると公式は説明しています。

細かく作り込むこともできます。「Expressionパラメーター」で声のハリの強弱を調整したり、しゃくり・ビブラート・タメを画面上のピッチと音量のカーブを見ながら編集したりできます。「TAKE機能」では、ひとつのフレーズからニュアンスの違う歌声を複数作れるので、ハモリのパートづくりに使えます。

ボイスバンクには、機能を絞ったエディター「VOCALOID6 Editor Lite」と、1000種類以上の楽器を収めた Steinberg の DAW「Cubase LE」が付いてきます。歌のパート以外の曲づくりもこのセットの中で進められます。

料金とデータの置き場所

形態は2つあります。2026-10-11時点の通常価格(税込)は、ボイスバンクが 10,780円、エディターの完全版「VOCALOID6 Editor」が付くスターターパックが 24,200円です。パッケージ版とダウンロード版は同じ価格です。

以前の VOCALOID版の初音ミクやピアプロキャラクターズ・スーパーパックを持っている人は優待価格で買えます。優待価格はボイスバンクが 8,624円、スターターパックが 21,780円(税込)で、2027年4月13日までの期間限定です。

ボイスバンクを31日間使える体験版が無償で公開されています。また、旧来の VOCALOID版の初音ミクを持っている人向けに、日本語のボイスバンクに限った無料の Early Access版(2025年12月版)も提供されています。

入れる前に

ボイスバンクに付く「VOCALOID6 Editor Lite」はスタンドアロンでしか動かず、プラグインとしては使えません。トラック数も最大2つまでです。制限なしで使うには、VOCALOID6 Editor が付いたスターターパックを選ぶよう案内されています。

Windows と Mac に対応していて、動作環境は「VOCALOID6 Editor」に合わせています。「VX-β」には対応していますが、「VOCALO CHANGER」(プラグイン版を含む)では使えません。

ダウンロード版は返品も返金もできません。ファイルの容量が大きいため、速い回線でダウンロードするよう案内されていて、モバイル通信はすすめられていません。