7.6GBの動画のZIP圧縮、「CoZip」を入れたら34秒で終わった

CoZip
GPUを使ってZIPなどの圧縮を速くする、オープンソースの圧縮・解凍ソフトとライブラリ
GitHub
公開
正式公開 2026-03-13
作り手
bea4dev(個人)
対応
Windows・Linux(ソースからビルド)
価格
無料(MIT ライセンス)
評価
GitHub のスター 290(2026-10-12)

どんなアプリか

CoZip は、圧縮の工程にGPUを使って処理を速くする圧縮・解凍ソフトです。解凍にはCPUを使います。書庫の形式はZIP(.zip)と、独自のPDeflate(.cpzip)に対応しています。

🗜️GPUを利用する圧縮・解凍ソフトを公開します!📁

べあ(bea4dev)さん、X(@Be4)での公開のお知らせ(2026-03-13)

インストールして使うデスクトップアプリと、他のアプリやスクリプトから呼び出せるライブラリの2つでできています。デスクトップアプリの画面は、コードエディター「Zed」と同じ「GPUI」というフレームワークで作られています。

Windowsでは、インストールのときにエクスプローラーのメニューに追加する設定を有効にしておくと、ファイルやフォルダーの右クリックメニュー(Shiftキーを押しながら出すクラシックメニュー)から圧縮・解凍ができます。

GIGAZINE の2026-03-26の記事では、合計7.59GBの動画4本をZIPにまとめる時間を測っています。Windows 標準機能では2分6秒、CoZip では34秒で、約4倍速いという結果でした。一方、展開はWindows 標準機能が58秒、CoZip が1分6秒で、同じくらいでした。

料金とデータの置き場所

GitHub で公開されているオープンソースのプロジェクトで、ライセンスはMITです。Windows版はリリースのページから無料でダウンロードできます。

入れる前に

作り手によると、2026-03-16時点の実装では、細かいファイルがたくさん入ったフォルダーの圧縮はあまり速くならず、大きいファイルで効果が出るとのことです。

GIGAZINE の計測では、CoZip で作ったZIPは7.77GBになり、圧縮前の合計より大きくなっていました。

Microsoft Edge でダウンロードすると「一般的にダウンロードされていない」という警告が出ます。窓の杜は、ダウンロード数が少なくSmartScreenが判断できないためで、マルウェアというわけではないと説明しています。

GPUのドライバーに問題があるときなどは、環境変数 COZIP_DISABLE_GPU=1 を設定すると、GPUを使わずCPUで動かせます。Linux向けには、ビルドしてデスクトップに組み込むスクリプトが README に載っています。