会議の脱線をAIが検知し、声で軌道修正する「AIファシリ」
- 公開
- 提供開始 2026-11-02
- 作り手
- 株式会社トライフォース(会社)
- 対応
- Zoom(連携アプリ)
- 価格
- 月額5万円〜30万円(税別)と個別見積の4プラン、初期費用10万円(税別)。2週間の無料デモあり
- アカウント・広告
- 要アカウント(Zoom)
どんなアプリか
AIファシリは、株式会社トライフォースが2026年11月2日に提供を始めた法人向けの会議支援サービスです。会議の前・最中・後の作業をAIが続けて受け持ちます。
AIが会議の準備・進行・議事録・タスク管理を一気通貫で支援。
株式会社トライフォース、AIファシリ 公式サイト
会議の前には、AIと対話しながら目的・ゴール・論点を整理してアジェンダを作ります。会議が始まると、AIが目的とゴールを全員に伝え、議題と時間配分を示します。発言者を指名し、タイムキープも行います。
会議中は、発言をリアルタイムで文字起こし・要約・構造化して表示します。アジェンダから外れた度合いも表示し、明らかな逸脱を示す「赤」になると、AIが議題に戻るよう促すアナウンスを流します。知らせ方は、AIの音声で直接アナウンスするか、チャイムを鳴らすかを選べます。
会議中に「ヘイ、ファシリ!」と呼びかけると、過去の会議内容や決定事項、関連情報をその場で呼び出せます。音声のほか、ボタン操作でも呼び出せます。
会議の後は議事録を自動で作ります。形式は要約版・詳細版のほか、インフォグラフィック形式のHTMLや画像も選べます。担当者が確認して承認すると、設定に沿って議事録が共有され、タスクも割り当てられます。会議時間・参加者・コスト・意思決定・タスクの実行状況などのデータはたまっていき、会議の質を見えるようにします。
料金とデータの置き場所
料金プランは4つです(2026-11-03時点、税別)。月額はStarterが5万円、Standardが15万円、Proが30万円で、Enterpriseは個別見積です。Starter〜Proの初期費用は10万円です。対象会議と参加者数はどのプランも無制限で、利用できる時間はStarterが15時間、Standardが50時間、Proが110時間です。年間契約は一括前払いで、月額契約より20%安くなります。
契約の前に、2週間の無料デモを申し込めます。デモでは、実際の会議にAIファシリを招待して使えます。
データはAWS上に保存され、AES-256で暗号化されます。会議の生音声は録音ファイルとして残さず、保存するのは文字起こしされた発話と議事録です。データは契約が終わったときか、依頼したときに削除されます。
AIの処理には、OpenAI・Anthropic・Google(Gemini)などの大手AIサービスを使います。発話の内容はこれらの外部サービスへ送られることがありますが、送ったデータが提供元のモデルの学習に使われない使い方を選んでいるとのことです。
入れる前に
2026-11-03時点で対応している会議ツールはZoomです。Microsoft Teamsなどにも順次対応する予定とされています。ログインにはZoomアカウントを使うので、新しいIDとパスワードを作る必要はありません。
文字起こしを使う際の参加者への案内は、主催者が前もって行う運用が想定されています。案内文のテンプレートは提供されます。録画が必要なときは、Zoomの録画機能を使うよう案内されています。
脱線の判定の段階数は、出典によって書き方が違います。プレスリリースは「青・黄・赤の3段階で表示」、公式サイトは「黄・赤の2段階で判定」としています。