試しに使った人の96%が3カ月続けたAIラジオ「わたしのラジオ」
- 公開
- 正式公開 2026-06-02(LINE版は2026年3月)
- 作り手
- テオリア・テクノロジーズ株式会社(会社)
- 対応
- iOS・Android
- 価格
- 利用者向けアプリは無料(事業者向けの料金は記載なし)
- アカウント・広告
- 事業者の導入が前提(QRコードで参加)
どんなアプリか
高齢者向けの見守りアプリです。利用者には、その人に合わせたテーマでAIパーソナリティが名前を呼んで話すラジオ番組が届き、事業者には見守り対応の緊急度をAIが判定する「AIトリアージ」の機能が付きます。3月に出たLINE版に、AIトリアージを載せたものがこのアプリ版です。
「スマホを操作する」ではなく「ラジオを聴く」感覚で使えるため、デジタルに不慣れな高齢者でも自然に続けられます。
テオリア・テクノロジーズ、わたしのラジオ 公式サイト
利用者側では、今日の振り返りや明日の予定の確認をし、年齢や住んでいる地域、趣味に合わせた対話と番組が届きます。語り手のAIパーソナリティとして「桜井秀樹」と「竹内淳子」が紹介されています。
事業者側では、スマートフォンの位置情報とアプリでの対話をもとに、生存確認や普段と違う行動をAIが判定します。全利用者の状態はタイル形式のダッシュボードで見られ、緊急度の高い人ほどタイルに色が付き、上のほうに表示されます。
状態は3色で示されます。赤は、位置情報が届かないまま一定時間(18時間が基準)安否確認が取れないときなどで、管理者に通知が届きます。黄は居住拠点から一定距離以上離れたとき、白は通常の状態です。
使っている人の声
公式サイトには、パイロット版を試した利用者の声が年代・性別つきで出ています。プレスリリースでも、同じ年代・性別の利用者の声が「LINE版利用者の声」として紹介されています。
「一人暮らしなので、テレビの音ではなく、自分の名前を呼んで語りかけてくれることに安心感を覚えます。『自分を理解してもらえている』と感じられ、孤独感が癒やされる気がしました。」
60代後半・女性の利用者、わたしのラジオ 公式サイト「実際に体験した利用者様の声」
「前日に翌日の予定を入れておくと、朝の放送でそれを教えてくれる。今日一日何をするかということを朝にもう一度認識できるのが非常に楽で、助かっています。ぜひ毎日続けてほしいと思える企画です。」
70代後半・男性の利用者、わたしのラジオ 公式サイト「実際に体験した利用者様の声」
料金とデータの置き場所
公式サイトでは、利用者向けのアプリのダウンロードが無料と書かれています。事業者向けの料金は公開されておらず、問い合わせや資料請求の窓口が案内されています。
これまでの更新
3月にLINE版が出たあと、2026-06-03にアプリ版のリリースが発表されました。アプリ版では見守りの「AIトリアージ」機能が加わっています。
公式サイトでは、今後のアップデート予定として、歩行速度・加速度の検知、AIトリアージの高度化、対話の蓄積、お知らせ機能・ファンクラブ連携が挙げられています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| わたしのラジオ(アプリ版) | 見守り(ラジオ+位置情報) | AIパーソナリティが名前を呼ぶラジオ番組と、位置情報・対話から緊急度を3色で判定するAIトリアージ | iOS / Android | 利用者向けアプリは無料(事業者向けは記載なし) |
| THIALOG(ティアログ) | 見守り(AI電話) | AIキャラクターが毎日決まった時間に親へ電話し、会話の要約を家族に届ける | iOS(本人・家族ともiPhone必須) | 見守られる人1人 月2,480円〜(税込)、初回30日無料 |
| リリーメモリー(Lily Memory) | 見守り(AI電話) | 音声クローンで再現した家族の声のAIが毎日高齢者に電話して会話・安否確認 | 電話 | 月額¥2,980〜(税抜)、7日間無料トライアル |
| まいほっと | 見守り(LINE) | 毎朝LINEに届く体調確認に4ボタンで答えると家族に通知される | LINE(アプリ不要) | 見守られる人1名につき月980円(税込)、30日無料 |
入れる前に
利用者が個人で入れて完結するアプリではありません。まず高齢者向け集合住宅などの事業者が導入し、利用者がアプリを入れて位置情報の共有を許可すると使える状態になります。利用者は事業者から配られるQRコードを読み取ってコミュニティに参加します。
カメラや専用端末は要りません。インストールが難しい場合は運営会社がサポートすると書かれています。
赤や黄になる時間・距離の条件は、事業者が任意に変えられます。また公式サイトには、疾病の診断・治療・予防を目的としていないと明記されています。