Wi-Fiを切ってもPDF結合できた。ファイルを外に出さない「テマヘラ」

テマヘラ
PDF・画像・動画の加工や請求書作成を、ファイルを送らずブラウザ内で行う業務ツール集
公式サイト
公開
正式公開 2026-10-15
作り手
アトベイス株式会社(会社)
対応
Web
言語
日本語
価格
無料
アカウント・広告
アカウント不要・広告なし

どんなアプリか

テマヘラは、PDF・画像・動画の加工や請求書の作成、サイトのセキュリティ診断といった仕事の細かな作業を、ブラウザで行うツール集です。アトベイス株式会社が、法人向けAI活用支援サービス「AIの先生」の取り組みとして2026年10月15日に無料で公開しました。リリース時点のツールは88種類(2026年10月14日時点の一覧ページをもとにした数)で、公開後の公式サイトの一覧には「いま使えるツール96個」と表示されています。

公式サイトの一覧では、ツールがPDF(10)、画像(15)、動画(5)、テキスト・文書(12)、経理・お金(6)、日付・人事・労務(9)、セキュリティ(19)などに分かれています。画像ではHEICの一括変換や黒塗り・モザイク、顔の自動ぼかし、工事写真の黒板、経理では請求書・見積書・領収書の作成や源泉徴収税額の計算、収入印紙の金額判定があります。

たとえば「会社名の表記ゆれ統一」では、1行に1件ずつ会社名を貼り付け、「㈱」「株式会社」や全角・半角のゆれをそろえます。結果は表としてコピーするか、CSVで保存します。

ツールはすべてAIを使って開発されていて、各ページに「このツール、AIで作りました」と表示されています。AIで業務に合う道具を作れることを、実物で示すためと説明されています。

手間を減らせるから、テマヘラ。名前のとおり、まずは仕事のちょっとした手間を減らすところから使い始めてほしいと思っています。

アトベイス株式会社 代表取締役のコメント、PR TIMES のプレスリリース(2026-10-15)

料金とデータの置き場所

料金は無料で、会員登録なしで使えます。広告もないと説明されています。

ファイルを扱うツールは、処理をすべて利用者のブラウザの中で行い、運営会社を含む外部のサーバーにファイルを送りません。読み込みから保存までが端末の中で行われ、ページを閉じるとデータも消えます。

例外として、サイトやドメインを診断する8種類は、入力したURLの公開ページを運営会社のサーバーが取得します(取得した内容は保存しないとしています)。この8種類を除けば、ページを開いたあとにWi-Fiを切っても処理を続けられます。

入れる前に

全ツールのソースコードがサイト上で公開されていて、ツールごとにも全体でもZIPでダウンロードできます。改ざんがないかを確かめる手順(SHA-256)も載っているので、情報システム部門が導入前に処理の内容を確認できます。

サイトではGoogleのアクセス解析でページの閲覧状況を計測しています。ツールで扱うファイルや入力内容は送られないと明記されています。

全ツールに不具合報告フォームがあり、送られるのはフォームに書いた内容に限られるとされています。運営会社は2026年中に500種類を超えるツールを、オープンソースで順に無料公開する計画を示しています。