衛星AI、雲だらけの画像を自分で除かなくてよくなった「Tellus AI Playground」
- 公開
- 正式公開 2025-08-19
- 作り手
- 株式会社Tellus(会社)
- 対応
- クラウド(法人向け)
- 価格
- 月額979,000円(税込)、最低契約3か月
どんなアプリか
Tellus AI Playground は、衛星データプラットフォーム「Tellus」を運営する株式会社Tellusが、2025年8月19日に提供を始めた法人向けのクラウドサービスです。ラベル付きの衛星データセット、基盤モデル、高性能GPU環境をひとまとめにして提供します。衛星データを使った基盤モデルのファインチューニングなど、AIモデルの開発・検証に使うためのものです。
プレスリリースでは、衛星データでAIモデルを作るときの壁として、開発の初めに大量の衛星データを準備・整備すること、衛星データに合う基盤モデルを選ぶこと、高性能なGPU環境を作ることに時間と手間がかかる点を挙げています。このサービスは、その3つをまとめて用意する形です。
学習用のデータは「Tellus Sentinel-2 Features」です。解像度10mの光学データ(RGB)で、OpenStreetMap(OSM)をもとにした土地被覆分類のラベルが付いており、世界の陸地全体を1時期分収めています。雲の多いデータはあらかじめ取り除かれています。
基盤モデルは、セグメンテーション用の SAM2 と、画像と言葉を扱うビジョンランゲージモデルの GeoRSCLIP の2つで、今後も種類を増やす予定とされています。サーバーは NVIDIA H100 SXM 80GB を1基、CPU 24コア、メモリ240GB、一時領域6.9TiB(NVMe)の構成です。
私たちは、この膨大な衛星データを基盤モデルのインプットとして活用し、AIモデルの開発・検証環境を提供することで、衛星データによる新たな価値創造を実現してまいります。
代表取締役社長 山﨑秀人さん、PR TIMES のプレスリリース(2025-08-19)
料金とデータの置き場所
基本料金は月額979,000円(税込)で、最低契約期間は3か月です(2025-08-19のプレスリリース時点)。利用料は日割りにならず、月の途中で契約・解約しても1か月分の料金がかかります。
提供開始にあわせて、2026年3月末までの申し込みを対象に、最低契約期間3か月のうち初月分の料金を無料にするキャンペーンが行われていました。
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| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Tellus AI Playground | AI開発環境 | ラベル付き衛星データセット・基盤モデル・GPU環境をひとまとめに提供 | クラウド(法人向け) | 月額979,000円(税込)、最低3か月 |
| SateAIs マップ解析 | 解析 | 地図を囲むかAIにチャットで頼むと、船舶・油膜・建物・地表変化を解析 | Web | 未確認 |
| Ridge SAT Image Analyzer(RSIA) | 解析ツール | 衛星画像の判読業務をワンコマンドで処理 | ソフトウェア | 未確認 |
| Tenchijin EO Market | データ購入 | だいち4号などの衛星データを選択から決済までオンラインで購入 | Web | だいち4号のデータは1シーン39,800円(税込)から |
| 新規建物検知データ(Snowflakeマーケットプレイス) | データ提供 | SAR衛星画像をAIで比較し、新たに出現した建物をポリゴンで抽出したデータ | Snowflake マーケットプレイス | 未確認 |
入れる前に
契約は1か月単位で自動更新されます。解約したいときは、利用を終える月の1か月前までに連絡が必要です。初月の途中で解約しても、1か月分の利用料がかかります。
メモリと一時領域は追加料金で増やすことができ、相談に応じるとされています。必要なドライバやソフトウェアのインストールを代わりに行ってもらうこともできます。また、タスクに合わせて衛星データを追加で用意してもらうことも可能です。