死後に届けるパスワード、5件まで無料で登録できる「キーバンク」

キーバンク(SouSou)
スマホのロック番号やパスワードを暗号化して預け、亡くなったあとに選んだ家族へ届ける機能
App StoreGoogle Play公式サイト
公開
提供開始 2026-11-01
作り手
株式会社そうそう(会社)
対応
iOS・Android
言語
日本語
価格
アプリは無料。キーバンクは5件まで無料、6件以上はプレミアムプラン買い切り4,980円(税込・提供開始記念の特別価格)
アカウント・広告
要アカウント(SouSou)・マイナンバーカード必須
評価
App Store 94件・平均4.66/Google Play 61件・平均3.6(2026-11-03)

どんなアプリか

キーバンクは、株式会社そうそうのデジタル終活アプリ「SouSou」に2026年11月1日に加わった機能です。スマホのロック番号やサービスのログイン情報などを暗号化して預かり、本人が亡くなったあとにだけ、あらかじめ指定した家族へ引き継ぎます。

キーバンクは、そんな「SouSou」の中でも、デジタル終活の困りごとに正面から向き合った機能です。パスワードをめぐる不安をできるだけ小さくして、ご本人もご家族も、穏やかに過ごせる時間が少しでも増えればと願っています。

日下 上総さん(株式会社そうそう 代表取締役)、PR TIMES のプレスリリース

登録できるのは、端末情報、銀行、証券・保険、クレジットカード、電子マネー・ポイント、サブスク、WEBサービス、SNS、公共料金など10のカテゴリです。項目ごとに届ける相手を選べて、相手はあとから変えられます。

逝去は SouSou の「デジタル逝去判定」で確かめます。同社がマイナンバーカードの電子証明書の有効性を毎日確認し、失効を検知すると、SouSou でつながりのある方の電子署名で逝去を確定します。説明によれば、判定する方を事前に指定する必要はなく、遺族が死亡届などの書類を用意する必要もありません。

引き継ぐ相手が内容を開くときも、マイナンバーカードでの本人確認が要ります。マイナンバーやカードの暗証番号は取得・保存せず、クレジットカードの番号・有効期限・セキュリティコードは登録できない仕様です。

スマホでマイナンバーカードを読み取るイラストと、「公的個人認証とは?」という見出しの説明画面
SouSou が使うマイナンバーカードの公的個人認証の説明。SouSou ではマイナンバー(番号)やパスワードは一切保持しないとしています出典:App Store(株式会社そうそう)

SouSou には、エンディングノート、タイムカプセルレター、メモリアルページなどの基本機能もあり、これらは無料です。エンディングノートは、テンプレートの質問に答えていく形の没後の意思ノートです。

エンディングノートの画面。基本情報、財産・デジタル資産、友人・知人、医療・介護、葬儀、墓地、相続・遺言、ペット、オリジナル質問の区分が並ぶ
SouSou のエンディングノート。基本情報、財産・デジタル資産、葬儀などの区分ごとに質問に答えます出典:App Store(株式会社そうそう)

使っている人の声

App Store のページに出ているレビュー8件は、いずれも★5です。投稿日は2025-02-01から2026-04-15で、キーバンクの提供開始より前のものです。エンディングノートやタイムカプセルレターなど、SouSou 全体についての声になっています。

マイナンバーカードを活用しているアイデアは面白いし、確かにデジタルだからこそ確かにその人が残した証明が必要だと思う。

App Store のレビュー(2026-04-15)

まだまだUIとかは改善して欲しいと思うけど、外部サービス連携がどんどん増えたら家族に迷惑をかけずに手続き負担が減る世界があるのかなと期待を込めての評価。

App Store のレビュー(2026-04-15)

料金とデータの置き場所

キーバンクは5件まで無料です。6件以上を登録するにはプレミアムプランが必要で、2026年11月の提供開始時点では記念の特別価格として買い切り4,980円(税込)です。この価格は変わる場合があるとされています。

プレミアムプランは買い切りで登録件数が無制限になり、月額料金や自動更新はありません。家族から引き継ぐ相手に指定された項目は、件数に数えません。

暗号化した登録内容はクラウドに、それを開ける鍵はスマホの中に分けて保管します。鍵は、生前は本人のスマホ、亡くなったあとは引き継ぐ相手のスマホにだけあります。ただし、カテゴリ名やサービス名など一部の情報は、サービス提供のため暗号化せずに保管していると明記されています。

これまでの更新

SouSou は2025-01-17に App Store で公開されました。2025-07-03の1.1.1で「デジタル逝去判定」が入りました。この時点の説明では、逝去の可能性を自動で検知し、生前に本人が登録した「管理者(判定者)」に最終確認を依頼する仕組みでした。

2026-05-27の1.3.4で初回起動時の画面を刷新し、2026-10-31の1.3.9でキーバンクが追加されました。

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tayorie(たよりえ)自動で届ける書いておいた言葉や情報を、もしものときに大切な人へ自動で届けるWeb / LINE未確認
SouSou エンディングノート製本お届け製本SouSou のエンディングノートを電子署名情報とともに冊子にして届けるスマートフォンアプリ + 製本郵送未確認

入れる前に

使うにはマイナンバーカードが必要です。届ける相手の家族にも、SouSou のアカウント作成、「つながり」の承認、マイナンバーカードでの本人確認、キーバンクの初期設定をしてもらう必要があります。

初期設定で発行されるリカバリーキーは、紙に控えるよう案内されています。よくある質問によれば、引き継ぐ相手に指定した人も逝去が確定するまでは中身を見られず、リカバリーキーだけでも中身は開けません。

キーバンクは登録した情報を相手に伝えるための機能で、各サービスのアカウントや契約上の地位の移転・承継までは保証しないと明記されています。

対応OSは、プレスリリースでは iOS 16.0以降(iPhone)と Android 9以降(NFC搭載機種)です。一方、App Store のページでは、必要な iOS は18.6以上と表示されています。