「pesto~」を入れたら、Maxで音程がたいてい5ms未満で取れた
- 公開
- 正式公開 2025-05-21
- 作り手
- QosmoInc
- 対応
- Mac・Windows
- 価格
- 無料(LGPL-3.0 ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 50(2026-10-15)
どんなアプリか
pesto~ は、音楽制作環境 Max/MSP で使う外部オブジェクトです。Sony CSL Paris の Alain Riou らが開発した深層学習モデル PESTO を使い、入ってくる音の基本周波数(音の高さ)を逐次推定します。
This Max wrapper enables musicians, developers, and researchers to integrate PESTO’s robust, low-latency (typically under 5ms) pitch tracking directly into their Max patches. Whether for interactive music systems, audio analysis tools, jitter visuals, or live performance.
QosmoInc、GitHub の README
Max の中で「pesto~ <チャンクサイズ>」と書いてオブジェクトを作ります。出口は3つあり、推定した MIDI の音高、推定の確からしさ(0〜1)、音の大きさを出します。チャンクサイズは小さいほど遅れが少なく、大きいほど正確になり、README は128〜1024サンプルをすすめています。
動かしたまま「chunk」「model」のメッセージでモデルを差し替えられます。確からしさや音量が低いときの出力を抑える属性 @conf と @amp も用意されています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| pesto~ for Max/MSP | 音高推定 | Max のパッチの中で、深層学習モデルで音高を逐次推定 | Mac / Windows(Max/MSP) | 無料(LGPL-3.0) |
| Frieve EffeTune | エフェクト | 聴く音楽に100種類以上のエフェクトをリアルタイムにかける | Web(PWA)・デスクトップ・Chrome/Edge 拡張・VST3 | 無料(OSS, MIT) |
| Piano Sheet Converter(β) | 採譜 | 音源ファイルから約3分でピアノ譜を自動作成 | Windows / macOS | Free(月5回)/ ADVANCED 月額1,980円(β期間は無料開放) |
入れる前に
配布版は Max のパッケージフォルダに展開して使います。README には Max 9 の場合の macOS と Windows の場所が書かれています。
同梱のモデルは128・256・512・1024サンプルで、サンプルレートは44.1kHz と48kHz です。ほかのサンプルレートでは内部で音高を補正します。そのレートで直接動かしたいときや別のチャンクサイズが要るときは、作者のフォークから ONNX モデルを書き出します。
Apple Silicon の Mac でセキュリティの制限により読み込めないときは、ポップアップかターミナルで .mxo ファイルの隔離を外す必要があります。また、オブジェクトを作るときにチャンクサイズを指定しないと、モデルが読み込まれません。
作り手は貢献やバグ報告を受け付けていて、とくに Pure Data 向けのビルドを求めています。