社外秘の画像、まだ外部OCRに送ってる?「オフラインOCR」なら通信ゼロ
- 公開
- 正式公開 2026-04-26
- 作り手
- tamoco(個人)
- 対応
- Chrome拡張
- 言語
- 日本語・English
- 価格
- 記載なし(リポジトリは CC-BY-4.0 で公開)
- 評価
- GitHub のスター 18(2026-10-11)
どんなアプリか
画面上の好きな範囲をマウスで選ぶと、そこに写っている文字を読み取ってクリップボードにコピーする Chrome 拡張です。OCR エンジンには、国立国会図書館(NDL)が開発した NDLOCR の軽量版を使っています。
すべての処理はあなたのブラウザ内で完結。インターネット接続は不要で、画像やテキストが外部サーバーに送信されることは一切ありません。
tamoco さん、Chrome ウェブストアの「オフラインOCR」概要
起動はツールバーのアイコン、キーボードショートカット(Alt+Shift+O)、右クリックメニューの3通りです。範囲をドラッグで選び、数秒待つと認識結果がクリップボードに入ります。
Web ページの表示中の画面に加えて、ローカルの画像ファイルやクリップボードの画像、ローカルの PDF もビューアーで開いて読み取れます。ビューアーでは画像を拡大して範囲を選んだり、画像全体をまとめて読み取ったりできます。
コピーする前に、正規表現のルールでカンマや余分なスペースを取り除くなどの整形をかけられます。ルールは自分で追加できます。表やレシートの読み取り結果はタブ区切りで出力され、Excel や Google Sheets に貼り付けると列が分かれます。
料金とデータの置き場所
OCR エンジン(ONNX Runtime Web)とモデルは拡張機能に内蔵されていて、外部サーバーとは通信しないと説明されています。モデルは初回の読み込み後、ブラウザの IndexedDB にキャッシュされます。
読み取った結果は OCR 履歴として PC 内(chrome.storage.local)に自動で保存され、あとから再コピー・編集・削除・検索ができます。
これまでの更新
GitHub のリポジトリは 2026-04-19 に作られ、v0.1.0 の初回リリースのあと、v0.3.0 で画像ビューアー、v0.5.0 で表・レシートのタブ区切り出力、v0.6.0 で漫画やルビ付き文章のふりがなを自動で除く機能が加わりました。
v0.7.0 で OCR 履歴、v0.8.0 で PDF の読み取りとページ送りが加わりました。2026-09-25 更新の v0.8.1 では、複数行を同時に4行ずつ並列で認識するようにして、複数行のページの読み取りを速くしています。
入れる前に
対応している言語は日本語の横書きで、動作環境は Chrome 116 以降です。パスワード付きの PDF には対応していません。
モデルを内蔵しているため、Chrome ウェブストアに出ているバージョン 0.8.1 のサイズは 72.45MiB です。