「避難所をまとめて」と頼んだら一覧表までAIが作った「空間情報MCP」
- 公開
- 提供開始 2026-06-25(GC Navi 向けに提供開始)
- 作り手
- 株式会社インフォマティクス(会社)
- 対応
- MCP サーバー(ChatGPT・Claude など)
- 価格
- 記載なし(同社GISを導入した自治体向けのオプション)
どんなアプリか
株式会社インフォマティクスが開発した、GIS(地理情報システム)と生成AIをつなぐ MCP サーバーです。ChatGPT や Claude に自然言語で指示すると、GIS データの検索・取得から資料化までの作業を進められます。2026-06-25 に PR TIMES に出たプレスリリースで、開発と、同社の自治体公開型GIS「GC Navi」向けの提供開始が発表されました。
本MCPサーバーを介してGIS(地理情報システム)と生成AIを接続することで、例えばAIに「○○周辺の避難所の情報をまとめて」と指示するだけで、位置の特定から一覧表の作成までを自動化することが可能になります。
株式会社インフォマティクス、PR TIMES のプレスリリース(2026-06-25 掲載)
開発の背景として同社は、自治体のオープンデータを資料に使うときに、地図上で情報を探し、文字や数値を転記し、地図画像をキャプチャして編集する手間を挙げています。チャット画面に「○○の情報を表にして資料に埋め込んで」のように入力すると、必要なデータを表にまとめて資料に埋め込めるとしています。
接続先の GC Navi は、都市計画、防災、子育て支援、公共施設などの地理空間情報を地図上で公開する自治体向けの WebGIS で、2026年6月時点で都道府県や政令指定都市を含む全国38自治体に導入されています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| 空間情報 MCPサーバー(GC Navi 向け) | 自治体GIS | 自治体公開型GISのデータを生成AIから検索・取得し、表にして資料に埋め込む | MCP(ChatGPT・Claude など) | 記載なし(自治体向けオプション) |
| 行政オープンデータリモートMCPサーバ | 行政API | 国交省の不動産情報ライブラリなど行政APIを ChatGPT・Gemini・Claude などから使える | リモートMCP(MCP Registry掲載) | 無料 |
| greenative.mcp | データ接続 | Avgidea Data Platform 経由で複数のDB・ストレージに接続し、自然言語でデータ取得・更新 | Web | 未確認 |
入れる前に
提供の形は、同社のGISを導入している自治体向けのオプションです。料金はプレスリリースに書かれていません。まず GC Navi 向けに提供を始め、同社のほかの製品にも広げる予定です。
同社が先に出した「AIチャット機能」とは役割が異なります。AIチャット機能は GIS の地図画面で目的の場所や情報を探しやすくする機能で、この MCP サーバーは GIS のデータを集めて資料に組み込むといった、GIS の外の作業までを対象にしています。
想定している利用者は、対応GISを導入している自治体の都市計画・防災・福祉・観光などの部署のほか、建築・不動産・観光分野の事業者、地域の学校、自治会です。