見たい人にだけ、彫刻の解説がそっと見える「レイヤード」

Kadinche Layerd(カディンチェ・レイヤード)
MRゴーグルやスマホへの配信・編集と複数端末の監視を管理PCでまとめるSaaS
プレスリリース
公開
提供開始 2026-06-04(2025年11月に実証)
作り手
カディンチェ株式会社(会社)
対応
管理PC・MRゴーグル(MiRZA、HoloLens 2、Magic Leap 2 など)・スマートフォン
価格
SaaS月額料金+初期構築費(施設規模などに応じて提案、要問い合わせ)

どんなアプリか

Kadinche Layerd は、美術館や観光地、企業のショールームでMR(複合現実)の体験を運用するためのSaaSです。MRゴーグルやスマートフォンへのコンテンツの配信と編集、複数の端末の稼働監視を、管理PCからまとめて行えます。カディンチェ株式会社が2026年6月4日に正式提供の開始を発表しました。

対応する端末は、NTT QONOQ Devices の XRグラス「MiRZA」のほか、Microsoft HoloLens 2 や Magic Leap 2 などです。位置と展示物の認識には Immersal 社の VPS(Visual Positioning System)SDK を使い、屋内・屋外・GPSが届かない場所でもセンチメートル級の精度をうたっています。

コンテンツの差し替えや多言語の切り替えは、コードを書かずに運用担当者が自分で更新できます。来訪者の滞在時間や動線、どのコンテンツを見たかといった傾向も可視化されます。

表示の考え方は「黒子」で、作品や景観、ブランドの世界観を損なわない控えめなUIを基本にしています。2025年11月には北海道美唄市の彫刻美術館「アルテピアッツァ美唄」で、MiRZA と組み合わせた作品展示ガイドの実証実験が行われました。詳しいキャプションをあえて付けていない安田侃氏の作品に対し、希望する来訪者にだけ作品情報や制作背景を届ける形で設計されています。

料金とデータの置き場所

料金はSaaSの月額料金と初期構築費の二段構成で、施設の規模、端末の数、コンテンツの更新頻度に応じて個別に提案される形です。自治体向けには補助金の活用支援も行っており、詳細は問い合わせとなっています。

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