「ever-better」に一言頼んだら、リポジトリ改善のPRが順番に届いた
- 公開
- 正式公開 2026-08-11
- 作り手
- isamu(個人)
- 対応
- CLI(npm / Node.js 20.11 以降)・Claude Code プラグイン
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 27(2026-10-07)
どんなアプリか
既存のリポジトリに足りない品質ツールを報告して導入し、その時点の違反をすべて「上限」として記録するツールです。古いコードはそのまま認め、新しいコードにはルール全体を守らせます。上限は下がることはあっても、上がることはありません。
主な使い方は Claude Code に任せる形です。プラグインを入れ、改善したいリポジトリで Claude Code を起動して「run ever-better on this repo」と伝えます。対象のリポジトリに前もって準備は要らず、CLI も npx 経由で呼ばれるので別に入れる必要はありません。
この指示を受けると、診断、足りないものの導入、整形、現状の凍結を行い、そのあとはルールごとに違反を減らしていきます。プルリクエストは整形、ツール導入、凍結の順に届き、そのあとはルールごとに分かれて届きます。
コードから決められることは自分で決め、挙動があいまいな箇所や公開 API の変更など、自分では決めないことは GitHub の issue を立てて先へ進みます。issue には選択肢と、自分ならどれを選ぶかが書かれます。
リンター自体ではなく、利用者の ESLint を利用者の設定で動かします。担うのは、どのルールを足すかの判断、導入、出発点の記録、数が増えたときに CI を落とすことです。
CLI は単体でも使えます。diagnose、bootstrap、freeze、check などのコマンドがあり、secrets は gitleaks で履歴と作業ツリーの両方を調べ、見つかれば失敗します。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| ever-better | 品質の足回り導入 | 品質ツールを入れ、今ある違反を上限として凍結し、ルールごとに PR で減らす | CLI(npm)+ Claude Code プラグイン | 無料(MIT) |
| agent-lens | 静的解析 | ファイル編集時に重複関数や複雑度の指摘を hooks 経由でエージェントに返す | CLI(Rust、単一バイナリ) | 無料(OSS) |
| Claude Code Kanban Automator | タスク自動実行 | カンバンに置いたタスクを Claude Code に自動で実行させる | Web(ローカル) | 無料(OSS, MIT) |
| cclens | 設定の計測 | Claude Code の設定の無駄を実ログから計測・可視化する | macOS / Linux(CLI) | 無料(OSS) |
入れる前に
Node 20.11 以降が必要です。yarn、npm、pnpm、bun に対応し、どれを使っているかはロックファイルから判定します。
手つかずのリポジトリでは、届くプルリクエストは数本では済まないと README は始める前の注意として書いています。
すでにある設定ファイルは上書きしません。例外は .prettierignore で、こちらは追記されます。–dry-run を付けると計画を表示し、何も変更しません。
生成される設定では、eslint-disable コメントのほか、@ts-ignore、@ts-nocheck、as、any なども使えなくなります。例外として扱う方法は凍結に限られます。
Vue / Nuxt、React、Next は検出して設定を合わせますが、Svelte と Astro は検出して不足として報告するにとどまり、ファイルの種類はまだ設定されません。eslint-plugin-react は意図して入れていません。
freeze とは別の始め方として tier があり、README は両方を同時に使わないよう書いています。