ニセ警察の電話、自分ならどこで気づける?体験ゲーム「騙される30秒前」

騙される30秒前
ニセ警察詐欺の電話から送金までを、3人のうち1人のスマホから疑似体験するブラウザゲーム
公式サイト
公開
正式公開 2026-10-28(体験リンクあり)
作り手
Classroom Adventure(会社)
対応
Web
価格
無料
アカウント・広告
アカウント不要

どんなアプリか

「騙される30秒前」は、警察官を名乗る電話でお金をだまし取る「ニセ警察詐欺」を題材にした、無料のブラウザゲームです。プレイヤーは年齢も立場も異なる3人の登場人物から1人を選び、着信の3分前からその人のスマートフォンを操作します。

着信までの3分間は、メッセージや写真、アプリの中身からその人の暮らしを自由に見て回ります。「警察」から電話がかかってきてからは、プレイヤーは見ていることしかできません。最後に、何を信じ、どこで止まれたのかを実際の画面とともに振り返ります。

なぜこの人は信じてしまったのか。自分なら、どこで気づけるのか。体験しながら考えるための、詐欺対策の教材です。

Classroom Adventure、騙される30秒前 公式サイト「このゲームについて」

主人公は田守千尋(42)、高畑瑠偉(17)、河瀬行雄(70)の3人で、結末はそれぞれ別です。人物や団体はすべて架空ですが、手口と会話は実際に確認された事例をもとに組み立て直したものです。

物語は、末尾「0110」の国際番号からの着信、メッセージアプリのID追加、主人公の実名が入った逮捕状、「誰にも話さないで」という口止め、ビデオ通話をつないだままの送金と、実際の事件で使われた手口に沿って進みます。

画面には一般的なスマートフォンと、高齢者向けの文字の大きなスマートフォンが再現されています。ロック画面や通知、アプリの切り替えまで操作でき、端末の中にはメッセージアプリ・写真SNS・銀行アプリなどの架空のアプリと、主人公ごとに90〜226枚の写真が入っています。

ゲーム後の振り返りでは、騙された場面と対策を確認できます。振り返りの画面には、警察庁の統計による実際の被害と、警察を名乗る電話への対策が示されます。

制作は株式会社Classroom Adventureで、日本貸金業協会が提供し、中央大学文学部 心理学専攻 有賀敦紀研究室が監修、警察庁が協力しています。同社は闇バイトに巻き込まれる過程を追体験するゲーム「レイの失踪」も手がけています。

料金とデータの置き場所

利用料金は無料です。会員登録やアプリのインストールは要らず、スマートフォン(iPhone/Android)、タブレット、PCのブラウザで遊べます。

入れる前に

体験時間は主人公によって約7〜11分で、振り返りに約3〜5分かかります。電話の音声が体験の中心なので、音を出せる環境が必要です。

対象は中学生から高齢者までで、家庭、学校の授業、企業研修、自治体や地域の防犯講座などでの活用が想定されています。