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「Agentic Scientist」にタスク記述を渡したら実験から論文PDFまで出てきた

The Agentic Scientist(AI-Scientist-v3)
task.md の課題から、コーディングエージェントが実験・アブレーション・論文までを進める研究パイプライン
GitHub
公開
更新 2026-10-18(GitHub リポジトリのページが出た日、公開日は本文に無く、コミットは1件のみ)
作り手
Sakana AI
対応
CLI(Python・Docker)
言語
英語
価格
無料(Apache-2.0 ライセンス)。エージェントの利用料は別
アカウント・広告
要 API キー(使うエージェントのもの)
評価
GitHub のスター 330(2026-10-18)

どんなアプリか

Turn a task description into experiments, ablations, and a paper, driven by coding agents.

Sakana AI、GitHub の README

コーディングエージェントを「AI の研究者」として扱うパイプラインです。task.md から始めて、エージェントがアイデアを出し、実験を回し、課題のルーブリックで結果を評価して、より良いプログラムへ改良を重ねます。

工程は、タスクの草案、調査、アブレーション、最終評価、事後分析、論文の6つで、この順に進みます。後からレビューと改稿の工程を足すこともできます。論文の工程では、それまでに集めた証拠と照らし合わせて原稿を書き、コンパイルし、点検します。

動かすエージェントは claude、codex、cursor、opencode、gemini、pi から選べます。同じ実験をエージェントやモデルを替えて繰り返せます。

agsci doctor で環境を確かめ、–dry-run で実際に動かさずに各工程のコマンドを確かめられます。実行結果は agsci inspect start でブラウザから見られます。

料金とデータの置き場所

ライセンスは Apache-2.0 です。エージェントを動かすには、使うエージェントの API キーなどをリポジトリ直下の .env に書きます。claude の場合、利用料は自分の Claude のサブスクリプションに請求されます。従量課金にしたいときは ANTHROPIC_API_KEY を使います。

実行の結果は results/ の下に、実行ごとに1つのディレクトリとしてまとめて書き出されます。調査の記録、アブレーション、最終評価、事後分析、論文の原稿と PDF などが入ります。

同じ分野のアプリ

名前型仕掛け対応料金
The Agentic Scientist研究の自動化task.md から実験・アブレーション・論文までをエージェントが進めるCLI(Python・Docker)無料(OSS, Apache-2.0)
multi-agent-shogunオーケストレーター将軍→家老→足軽の組織図で、最大10体のエージェントを tmux で並列に動かすCLI(tmux + bash)無料(OSS, MIT)
Calyxターミナル複数のエージェントを並行して走らせ、承認待ちを1か所で処理するMac無料(OSS, MIT)
agentfdr記録の確認Claude Code のセッションの JSONL から、エージェントの動きを後から確かめるCLI(npm)無料(OSS)

入れる前に

エージェントはツールの権限をすべて持った状態で起動し、任意のコマンドを実行でき、渡した API キーも使えます。README は、自分の作業用マシンではなく Docker のイメージの中で動かすこと、課題と資料は信頼できるものに限ること、共有する前に実行ディレクトリを見直すことを勧めています。

README がまず始める設定として挙げているのは、claude エージェント、すべての工程を Docker で、GPU を使わない examples/circpack の組み合わせです。Claude のログインが要り、GPU は要りません。

GPU を使う例の examples/grpo は、vLLM のサンプリングと学習で別々の GPU を使います。モデルの重み(約3 GB)を一度ダウンロードする必要があり、評価ごとの学習には1-2時間かかります。

task.md に書いた研究の概要からタスクの草案を作る機能は試験的な段階です。円の詰め込みのような簡単な課題では動きますが、大きな課題では失敗することがあり、小さな課題より大きいものは同梱のひな形から始めるよう README に書かれています。