ネットなしでもAIがコードを書いてくれた「vibe-local」

vibe-local
Mac で動くローカル LLM に、ネットなしでコードを書いてもらう無料の環境
GitHub
公開
正式公開 2026-02-22
作り手
Yoichi OCHIAI(@ochyai)(個人)
対応
Mac・Linux
言語
日本語・やさしい日本語・英語・中国語
価格
無料(MIT ライセンス)
評価
GitHub のスター 804(2026-10-12)

どんなアプリか

vibe-local は、Mac のターミナルで AI にコードを書いてもらうための環境です。Ollama で手元のローカル LLM を動かし、画面には OpenCode のターミナル UI を使います。ネットワークにつながっていなくても使え、費用はかかりません。

オフラインのワークショップでAIエージェントを使って学習者をサポートしたり、有料プランに未加入の学生がエージェントコーディングを練習したり、ネットワークのない環境で自然言語を使ってターミナル操作を学んだり――そんな場面を想定した、非営利の研究・教育目的のユーティリティツールです。

GitHub の README(ochyai/vibe-local)

インストールは、ターミナルに1行のコマンドを貼り付けて実行し、新しいターミナルで vibe-local と打つ3ステップです。AI と会話しながら進める対話モードのほか、1回だけ質問するワンショットもあります。ターミナル UI の中では Tab キーで Plan(相談)と Build(実行)を切り替えます。

既定では、雑談は小型モデルが即答し、コーディングは大型モデルが引き受けるように自動で振り分けます。教室向けには、先生の Mac 1台でモデルを動かして生徒がそこにつなぐ教室モード(実験的)があります。README には「やさしい にほんご」の版もあります。

README の対応環境の表では、Apple Silicon(M1以降)の Mac はメモリ 8GB で「最低限動作」、32GB 以上が推奨です。Intel Mac と Linux はメモリ 16GB 以上で「動作するが遅め」とされています。

料金とデータの置き場所

MIT ライセンスで公開されている無料のソフトです。AI のモデルは Ollama を通して手元のマシンで動きます。モデルのダウンロードには時間がかかり、容量はメモリに応じて 2.7GB から 52GB です。

–auto を付けて起動すると、オンラインのときはクラウドの Claude Code を、オフラインのときはローカルのモデルを使います。内蔵の Python エンジンで使うコードベースの索引は、作業フォルダの .vibe/rag/ に保存されます。

これまでの更新

リポジトリは 2026-02-22 に作られました。2026-07 の v2 では、ターミナル UI を OpenCode のエンジンに切り替え、モデルを qwen3.6 や gpt-oss などに更新し、教室モード(実験的)を加えました。

同じ 2026-07 の v2.2 では、雑談とコーディングでモデルを振り分ける vibe-auto、小型モデルを主役にして軽快に動かす –fast、黒と灰の新しい既定テーマが加わりました。

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入れる前に

既定は毎回確認モードで、AI がファイルを編集したりコマンドを実行したりする前に必ず許可を求めます。-y を付けると確認なしで動く自動許可モードになり、README では上級者向け・自己責任とされています。

README は、ローカル LLM はクラウドの AI より精度が低く、意図しない危険な操作をするおそれがあると注意しています。練習は新しい空のフォルダで行い、sudo を求められたら基本的に拒否するよう勧めています。

Anthropic や OpenCode プロジェクトなどとは関係のない非公式のツールです。Claude Code の画面で使う –classic モードについては、Claude Code CLI の利用規約に抵触する可能性があるとして、利用者が自分で規約を確認するよう書かれています。