納品して終わりのソフトを月額契約で提供できる「Usakey」

Usakey(ウサキー)
自作ソフトウェアに組み込み、利用の停止・再開を遠隔で行えるライセンス認証サービス
公式サイト
公開
提供開始 2026-10-13
作り手
株式会社ウサギィ(会社)
対応
Web
言語
日本語
価格
検証プランは無料。有料は個人プラン月額3,980円(税別・年払い)から
アカウント・広告
要アカウント(検証プランはカード登録不要)

どんなアプリか

Usakey は、株式会社ウサギィが2026年10月13日に提供を始めた、顧客のサーバーや PC・エッジ端末で動くソフトウェアの利用を管理するライセンス認証サービスです。ソフトウェアに SDK を組み込むと、利用者・契約期間・利用端末数・プランごとに使える機能を設定でき、契約の更新・停止・再開を管理画面から操作できます。

一方で、インストール型のソフトウェアは、一度提供するとその後の利用状況を提供者が管理できなくなります。Webシステムであればサーバー側で利用を停止できますが、端末に導入したソフトウェアではそれができません。

株式会社ウサギィ、PR TIMES のプレスリリース「開発の背景」(2026-10-14)

組み込んだソフトウェアは、起動時と一定の間隔で使ってよいかを Usakey に確かめ、返ってくる応答の電子署名をアプリが検証します。確認は Usakey のサーバーで行うため、提供者が認証用のサーバーを用意する必要はないと説明されています。

ネットワークにつながらない現場向けには、端末専用の期限付きライセンスファイルを USB ストレージやメールで渡して認証する仕組みがあり、チームプラン以上で使えます。PC の時計を戻して期限を延ばすような操作は、サーバーの時刻情報や過去の認証記録と照らし合わせて検知します。

組み込みは、Claude Code や Codex などの AI アシスタントに日本語で頼んで進められます。SDK の本体は Rust 製で、ほかの言語からは C ABI を通じて同じ本体を呼び出します。

販売面では Stripe と連携でき、アプリの購入ボタンから支払いが済むとライセンスが自動で発行されます。支払いの失敗・解約・返金の通知が届くと、ライセンスを自動で一時停止・取消しし、支払いが済めば再開します(個人プラン以上)。

料金とデータの置き場所

2026年10月時点の料金(税別)は、検証プランが無料でテスト環境専用です。個人プランは年払い47,760円・毎月払い4,980円、チームプランは年払い237,600円・毎月払い24,800円、大規模プランは年払い957,600円・毎月払い99,800円です。

プランによって使える機能が分かれており、自社 Stripe 連携は個人プラン以上、端末の固定ではなく同時に使える数で管理する方式(Floating)は大規模プランで使えます。

ソフトウェアは顧客の環境に置いたまま提供する形で、ファイルを暗号化する場合もファイル本体は Usakey に送りません。Stripe 連携で受け取る代金は提供者の Stripe アカウントに入り、Usakey は預からないと説明されています。

入れる前に

管理画面で止めても、各端末に反映されるのはアプリが次に Usakey へ確認したときです。停止後に通信できる端末が確認する間隔は、最短で検証プラン15分、個人プラン6時間、チームプラン3時間、大規模プラン1時間です。完全オフラインで認証した端末には停止が届きません。

公式サイトは、ソフトウェアの解析やクラックを完全には防げないと明記しています。API キーなどの秘密情報は暗号化しても端末に保存しないこと、AI のスキルで実装したあともプロダクション環境での安全性は開発者が確認することが求められています。

事業者向けのサービスです。Node.js / TypeScript 向けのバインディングはブラウザの JavaScript 用ではありません。

有料プランはいつでも解約できますが、途中で解約しても残りの期間の日割り返金はありません。アカウントを閉鎖すると、その契約組織で発行したライセンスをエンドユーザーのソフトウェアが認証できなくなる場合があります。