「Unity CLI Loop」を入れたら、AIがテストも修正も自分で回し始めた
- 公開
- 正式公開 2025-06-15
- 作り手
- hatayama(個人)
- 対応
- Unity(2022.3 以降)・Mac・Linux・Windows
- 言語
- 英語・日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 581(2026-10-15)
どんなアプリか
Let AI Drive Unity, from Editor to Play Mode.
hatayama さん、GitHub リポジトリ hatayama/unity-cli-loop の説明
Unity CLI Loop は、Claude Code や Codex などの LLM ツールから、AI エージェントが CLI 経由で Unity プロジェクトのコンパイル、テスト、操作を行えるようにするツールです。人が手作業でしていたコンパイル、Test Runner の実行、ログの確認、シーンの編集、UI レイアウトを確かめるためのウィンドウのキャプチャなどを、LLM ツールから実行できるようにしています。
README は柱として、AI が自分でコンパイル・テスト・ログ確認・修正を回す開発ループを挙げています。コードを書き換えずにソースの任意の行で実行を止めてその時点の変数を読む pause-point や、メソッド本体の修正を再コンパイルを待たずに動作中のゲームへ反映する hot-reload も、このループのための機能です。
PlayMode では、AI がボタンをクリックしたりドラッグやキー入力をしたり、記録した入力を再生したりして、ゲームの動きを確かめられます。同梱のスキルは21個です。
ツールの数を追わない方針をとっていて、Unity エディタのほとんどの操作は C# コードを動的に実行する execute-dynamic-code 一つでこなせる設計です。専用のツールは、フレームをまたぐ入力の再現やスクリーンショットのように動的コードでは扱えない操作と、compile や get-logs のように開発ループで呼ぶ回数の多い操作に限っています。
料金とデータの置き場所
MIT ライセンスで公開されています。CLI と Unity エディタの間は TCP ポートを使わず、macOS と Linux では Unix ドメインソケット、Windows では名前付きパイプでつながります。
ユーザーごとのエディタ設定は UserSettings/UnityCliLoopSettings.json に保存され、ローカルに置いたままにするものとされています。プロジェクト直下の .uloop/ には CLI のキャッシュやツールの一覧、実行時の出力が入ります。中身のほとんどはローカル用ですが、一部のファイルは任意で Git 管理してチームで共有できます。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Unity CLI Loop | 開発ループ | AI が CLI から Unity のコンパイル・テスト・ログ確認・PlayMode 操作を行う | Unity(2022.3 以降)/ Mac / Linux / Windows | 無料(MIT) |
| Synaptic AI Pro | 制作支援 | Unity と AI をつなぎ、自然言語で VRChat ワールドやゲームを作れるようにする | Unity / BOOTH / 公式サイト | 6,500円〜 |
| MagicPod Autopilot | テスト自動化 | 自然言語の指示で E2E テストのテストケース作成・編集・実行を行う | Web(SaaS) | 未確認 |
| VSCode as MCP Server | エディタ連携 | VS Code のファイル閲覧・編集などの機能を MCP として公開する | VS Code 拡張機能 | 無料(OSS) |
入れる前に
必要なのは、Unity 2022.3 以降のプロジェクトと、Claude Code や Codex のようにスキルを読み込める LLM ツールです。Linux では focus-window に対応していません。
Claude Code はサンドボックスの中でシェルコマンドを動かすため、そのままでは Unity への接続が UNITY_NOT_REACHABLE で失敗します。~/.claude/settings.json の sandbox.excludedCommands に uloop * を加えるよう README で案内されています。
V3 では Node.js のセットアップやポート管理が要らなくなりました。V2 向けに C# のカスタムツールを書いている場合は、V3 のパッケージを入れた直後にコンパイルエラーが出るのが想定どおりの動きで、手で直さずに移行ウィンドウの Migrate を押すよう案内されています。それ以外の人は、パッケージと CLI の更新で移行できると書かれています。