「雲」は雨+はこぶ。「Hi! Kanji」で漢字が絵で頭に入ってきた

Hi! Kanji
漢字をパーツの意味から絵と母語でつかむ、外国人向けの漢字学習教材
公式サイト
公開
提供開始 2026-09-01(こどもとIT 記事は2026-09-03)
作り手
株式会社すららネット(会社)
対応
クラウド型 e-Learning 教材
言語
英語・インドネシア語・クメール語・ウズベク語・シンハラ語・スペイン語・タイ語・タガログ語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・ネパール語・ベトナム語・ベンガル語・ポルトガル語
価格
記載なし(無料体験の案内あり)

どんなアプリか

Hi! Kanji は、株式会社すららネットの外国人向け日本語学習ICT教材「すらら にほんご」に追加された漢字学習コンテンツです。日本語の読み書きが十分でなくても、母語や絵、アニメーションを使って漢字を学べるとされています。

漢字を何度も読んだり書いたりして覚えるのではなく、漢字を構成する「パーツ」の意味を知り、その組み合わせから文字の意味を理解する教材です。英語、インドネシア語、クメール語など14言語に対応し、学習者は自分の母語で意味を確認できます。

学べる漢字は、JLPT N5 レベルの漢字に、買い物や食事など生活の中で使う漢字を加えた161文字です。この161文字は126のパーツから構成されています。すららネットによると、126のパーツの組み合わせだけで構成できる常用漢字は1000字にのぼるといいます。

漢字を構成する最小単位は「Element(エレメント)」と呼ばれ、「顔」「身体・人」「動物」など12分野に分けられています。絵やアニメーションを見ながら意味を母語で理解し、その後に組み合わせて漢字の意味を捉えます。たとえば「雲」は「雨(あめ)」と「云(はこぶ)」に分けて確認します。

日本の暮らしで目にする漢字や、文化・宗教上の配慮から知っておきたい漢字も扱います。例として挙げられているのが「豚」で、JLPT N5 で一般的に扱われる漢字ではないものの、食品表示や飲食店のメニューで目にする機会が多い字です。

学習の途中にはテストが出題され、学んだエレメントや漢字のイメージを確かめられます。エレメントが漢字の中でどこに配置されるかのパターンや、漢字を書くための基本的なルールも扱い、4つのステップで「読む」「書く」ための土台をつくる構成です。

これまでの更新

公式サイトのお知らせによると、2026年7月15日に「すらら にほんご」の対応言語が3言語から14言語に増えました。2026年9月1日に Hi! Kanji が加わり、同日には JLPT N3 レベルの新コースを2026年9月28日から順次提供すると告知されています。2026年10月1日には JFT-Basic 対策コースが追加されました。

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入れる前に

Hi! Kanji は単独のアプリではなく、「すらら にほんご」の中のコンテンツです。「すらら にほんご」は日本語教育の専門家が監修した JLPT 対応のクラウド型 e-Learning 教材で、レクチャー・ドリル・テストがそろっています。

「すらら にほんご」は、学校の児童生徒、日本語学校、海外の教育機関、就労を目指す外国人などに利用されています。Hi! Kanji の監修には、文化記号学・日本学博士の山田ボヒネック頼子氏、清風情報工科学院 校長の平岡憲人氏、Co-Learning Lab 代表の宮岡余里子氏が加わっています。

料金は公式サイトに載っておらず、資料請求と無料体験の申し込み窓口が案内されています。