超高層ビルを全部消した東京、AIに頼んだら作れた「PLATEAU Creative MCP」
- 公開
- 正式公開 2026-05-29
- 作り手
- Yodo Labs(会社)
- 対応
- MCP サーバー(npm)
- 言語
- 英語・日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 33(2026-10-10)
どんなアプリか
Project PLATEAU の3D都市データを、Claude や Cursor などの MCP クライアントから使える道具にする MCP サーバーです。街区を読み込み、建物を絞り込んで消したり高さを変えたりして、Blender・Unity・Unreal で扱える .glb に書き出します。
PLATEAU にはデータを取りにいくための公式の MCP サーバーがあり、こちらはその先の、作る・編集する・制作ソフトへ書き出す部分を受け持つ、と README で説明しています。設定すれば公式 MCP の13のツールもまとめて出し、MCP クライアントからは合わせて23のツールに見えます。
This server exposes tools. Orchestration is your LLM’s job — point Claude / Cursor / any MCP client at this server alongside Blender MCP / Unity MCP / Unreal MCP and let it compose the workflow.
Yodo Labs、GitHub の README
自前のツールは10あります。都市データの取得(download_area)、範囲の読み込み、高さ・建築年・用途・用途地域・浸水深による建物の絞り込み、削除、高さの拡大、時刻や天気などの演出の指定、.glb の書き出し、OSM の施設との結びつけ、出典情報の取得、BlenderMCP への受け渡しです。README には、雨の夜の渋谷を Blender で描く例や、高さ100m以上の建物を消した東京の例が載っています。
料金とデータの置き場所
ソフトは MIT ライセンスで公開されています。PLATEAU のデータは CC BY 4.0、OSM の施設データは ODbL 1.0 です。
都市データは用意済みのまとまりを取得して手元にキャッシュする仕組みで、既定の保存先は ~/.cache/plateau-creative-mcp/artifacts です。同じ都市を取り直す必要はありません。編集中のシーンはメモリ上に置かれ、書き出した .glb や LICENSE.txt は既定で ./out に出力されます。
これまでの更新
GitHub のリポジトリは 2026-05-29 に作られました。README の Status 欄では、v0.1.0 を公開版として案内しています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| plateau-creative-mcp | 3D都市モデルの編集・書き出し | PLATEAU の街区を AI に編集させ、.glb に書き出す | MCP(npm) | 無料(MIT) |
| tokyo-opendata-mcp | オープンデータ | AI が誤解しやすい点への対策を応答に組み込む | MCP | 無料(MIT) |
| Kokai Data(japan-business-data) | 公的データ | 6つの公的データを出典を引用できる形で束ねる | MCP サーバー、Claude プラグイン、マネージドエージェント | 無料(Apache-2.0) |
| jp-lit-mcp | 文献検索 | 国立国会図書館や CiNii などを横断検索 | MCP+Skills | 無料(MIT) |
入れる前に
single_glb の形式で書き出せるのは、1km² 以内かつ5000棟以内の範囲です。これより大きいときは scene_manifest という形式に切り替えるよう案内されます。0.4km² の渋谷の範囲(507棟)では、圧縮オプションで 9.94MB が 6.05MB になったと README に書かれています。
ダウンロードで取得するデータには 3D Tiles が含まれません。広い範囲を実際の形のまま書き出したいときは、手元でデータを組み立てる方法(Option B)を使うよう README に書かれています。
書き出した .glb の横には LICENSE.txt が作られます。作った動画や画面写真では、このファイルを残し PLATEAU の出典を示すよう求められています。