まだ黒い四角で墨消ししてる?「PDF MARIN」は文字ごと消す

PDF MARIN
PDFの整理・書き込み・比較・変換と、文字や画素ごと取り除く墨消しができるWindows用ソフト
紹介記事
公開
正式公開 2026-09-05
作り手
PDF MARIN(個人)
対応
Windows
価格
無料(商用利用も可・寄付歓迎)
アカウント・広告
登録不要・広告なし

どんなアプリか

PDF MARIN は、個人開発者がAIを活用して作ったWindows用のPDF編集ソフトです。2026年9月5日に無償公開され、64bit版のWindows 10/11で動きます。

機能は大きく4つに分かれます。圧縮やページの並べ替え・結合・分割などの整理、ハイライトや印鑑、既存の文字の書き換えなどの書き込み・修正、2つのPDFの比較や図面の寸法測定、そしてOffice文書や画像との相互の変換です。

中心にあるのは墨消しです。テキストの上に黒い四角形を重ねるだけでは、コピーすれば文字が読めてしまいます。このソフトの墨消しは、文字そのものと画像の中の画素までPDFから取り除く設計で、黒く塗るか背景の色になじませるかを選べます。消し忘れた項目はポップアップで知らせます。

「Claude Code」と連携するAI機能も開発中です。『ここを消して』のように、AIと対話しながら操作を進められます。

料金とデータの置き場所

商用も含めて、広告なし・登録不要で無償で使えます。窓の杜のソフトウェア情報では、種別はフリーソフト(寄付歓迎)です。

PDFの編集はオフラインで行えます。公式の説明によると、外部と通信するのは更新の確認、不具合報告・要望の送信、AI機能、URLを指定したWebページのPDF化のときに限られます。

AI機能を使った場合は、書類の中身(文字やページの絵)が米Anthropicへ送られます。利用規約によると、送る前にはかならず確認が表示され、作者がその内容を受け取ることはありません。

これまでの更新

2026-09-05に無償公開され、2026-09-10にv0.1.7が公開されました。2026-09-28の窓の杜の記事では、国会図書館の縦書きAI-OCRによるテキスト起こしの強化が紹介されています。

入れる前に

AI機能を使うには、「Claude Code」の契約が別に必要です。機密書類に使うかどうかは、利用者が判断することになっています。

ダウンロードのときに『一般的にダウンロードされていません』という警告が出ることがあります。公開直後でファイルや発行元の評価情報が十分にたまっていない場合にも出る警告で、マルウェアであることを示すとは限りません。

2026-09-10時点では「pdf-marin.github.io」から入手でき、「Microsoft Store」でも近く公開される予定でした。