コマンドを貼った後のMac、感染してない?「pc-security-checkup」で読むだけ点検
- 公開
- 提供開始 2026-10-27(公開日の明記は無く、リリース日を採用)
- 作り手
- cccskills(株式会社ウォーカー)(会社)
- 対応
- Agent Skills(Claude Code・Codex など)・macOS・Windows・Linux
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
どんなアプリか
Claude Code・Codex などの AI エージェントに追加して使う Agent Skill で、株式会社ウォーカーが運営する cccskills が 2026-10-27 に公開しました。「PC の健康診断をして」のように日本語で頼むと、付属の点検スクリプトが PC を調べ、エージェントが結果を一件ずつ読み解いて報告します。macOS・Windows・Linux に対応しています。
点検する対象は、自動起動の設定、実行中のプロセスや通信、ブラウザ拡張機能、シェル設定や hosts、OS のセキュリティ設定です。Gatekeeper・SIP・FileVault(macOS)や Microsoft Defender(Windows)が無効になっていないかも確かめます。結果を保存しておくと、次の点検で前回から増えた自動起動・プロセス・拡張機能を示します。
報告は「すぐ対応が必要/確認が必要/大きな問題は見つからない」の判定に、重さ(高・中・低)を付けた一覧を添えて返します。開発者の PC によくある自作の定期ジョブや開発ツールは重さを下げ、本人に心当たりがあるかを確かめながら判定します。
コマンドを覚えなくても、「Mac の安全性をチェックして」と頼むだけで点検でき、結果も日本語で説明します
株式会社ウォーカー、プレスリリース(PR TIMES、2026-10-27)
ファイルの削除や設定の変更、プロセスの停止はせず、見つけたものをどうするかは利用者が決めます。心当たりのない重大な痕跡が見つかったときは、ネットワークからの切り離し、別の端末からのパスワード変更、専門ツールでの検査、会社の PC なら情報システム部門への連絡、という順に案内します。
料金とデータの置き場所
無料で、MIT ライセンスのもと GitHub に公開されています。
点検の結果は、端末の ~/.pc-security-checkup/ に日時つきの JSON ファイルとして残り、次回の点検で比べる相手になります。付属の点検スクリプトはネットワークを使いません。結果にはユーザー名やパス、使っているソフトが含まれるため、外部のサービスへ送らないよう注意書きがあります。
入れる前に
Python 3.8 以上が必要で、標準ライブラリで動きます。管理者権限は使いません。導入は npx skills add https://github.com/cccskills/skills –skill pc-security-checkup をターミナルで実行する方法で、このコマンドには Node.js が要ります。
1 回の点検にかかる時間は、macOS で 10 秒〜1 分ほど、Windows では数分かかることがあると書かれています。動作を確かめたのは macOS で、Windows・Linux は実機での確認がまだ少ないとされています。
ウイルス対策ソフトの代わりにはなりません。既知マルウェアとの照合、常時の監視、隔離・駆除はせず、ルートキットのように OS コマンドの出力を偽るものは検出できません。作り手は、OS の保護機能やウイルス対策ソフトと組み合わせて使う前提だとしています。
週に 1 回の自動点検も設定でき、前回から増えたものがあれば OS の通知で知らせます。設定するのは利用者が了承したときに限られ、作るファイルと止め方が先に示されます。macOS ではこの自動点検の LaunchAgent 自体が、次回以降の点検で「自動起動」として一覧に出ます。