8月に上がった高額療養費の上限、自分はいくら?「改正比較ツール」で確認

高額療養費 改正比較ツール
高額療養費の自己負担上限を、改正前と2026年8月〜・2027年8月〜の3時点で並べて計算
公式サイト
公開
正式公開 2026-10-11(ツールのURLが示されている、投稿日)
作り手
制度計算ラボ
対応
Web
価格
記載なし

どんなアプリか

高額療養費の自己負担上限を計算するウェブのツールです。2026年8月に月額上限が上がって年間上限ができ、2027年8月には所得区分が13に分かれます。このツールでは、同じ条件のまま3つの時点の上限を並べて比べられます。

区分の決め方は3通りあります。月の給与(報酬月額)から判定する方法、標準報酬月額を選ぶ方法、13区分から直接選ぶ方法(国保の方など)です。ツールの説明には、区分は年収ではなく標準報酬月額(健保)や所得(国保)で決まり、年収の目安は参考値だと書かれています。

入力するのは、月の総医療費(保険適用分の10割)と窓口の負担割合(3割、または義務教育就学前の2割)です。結果は「月の上限」「年間シナリオ」「区分早見表」に分かれています。年間シナリオでは、2026年8月〜2027年7月と2027年8月〜2028年7月のどちらかの診療年度を選びます。月別の総医療費は「毎月同じ額」「8月のみ」「入院+通院(3か月入院し、その後は通院)」「自分で入力」から選べます。

年間シナリオでは、ほかに2つの条件にチェックを入れられます。前年から治療が続いていて開始時点で多数回該当中であることと、標準報酬月額が15万円以下と確認できたこと(2026年度の年間上限41万円)です。

料金とデータの置き場所

公式サイトの説明によると、入力した内容はブラウザの中で計算され、外には送信されません。

入れる前に

総医療費として入力するのは保険適用分の10割です。食事代、差額ベッド代、保険外診療などは計算に含まれません。保険者が変わった場合や、付加給付、公費医療、長期高額疾病の特例も計算の対象外です。

多数回該当は、直近12か月に3回以上上限に達したあとの4回目から適用するものとして計算しています。ツールには、この数え方は保険者の運用によって異なる場合があると書かれています。また、1%部分は円未満を切り捨てているため、保険者の計算と1円未満の差が出ることがあります。

数字は厚生労働省の資料に基づいていますが、官報の原本とはまだ照合していないと明記されています。年間上限の払い戻しの申請は令和9年8月から始まります(協会けんぽの案内による)。実際の自己負担額や払い戻しは、加入している健康保険や医療機関の窓口で確認するよう案内されています。