面接で「あれを話せばよかった」、まだ繰り返してる?「カサネル」

Kasaneru(カサネル)
今日の出来事をAIとの短い会話で、面接で語れるエピソードにして残すiPhoneアプリ
App Store公式サイト
公開
提供開始 2026-10-06
作り手
YudaLab合同会社(会社)
対応
iOS
言語
日本語・英語
価格
基本無料(Standard 月額480円・Pro 月額980円、税込)
アカウント・広告
アカウント不要
評価
App Store 2件・平均5(2026-10-06)

どんなアプリか

必要になってから思い出そうとして出てこないのは、記憶力の問題ではなく、記録していないだけ – Kasaneruは、この「記録の空白」を埋めるためのアプリです。

YudaLab合同会社、プレスリリース(PR TIMES)

仕事や学校であったことをチャットで数行書くと、AIが「そのとき何を判断したか」「結果はどうなったか」を2〜4回聞き返し、ひとつのエピソードとして保存します。エピソードはタイトル、カテゴリ、スキルタグを持つカードとして残ります。

チャット形式の画面。ユーザーの入力とAIの質問が交互に並び、途中に「社内勉強会を立ち上げて続けた」というエピソードのカードが表示されている
社内勉強会の話を入力すると、AIがきっかけや工夫を質問し、エピソードのカードにまとめる画面出典:App Store(YudaLab合同会社)

ひとつのエピソードは STAR-L・XYZ・PREP・CAR・SBI の5つの型で同時に構造化され、面接やピッチなど場面に合わせて選べます。職務経歴書向けのテキストもエピソードごとに生成されます。

エピソードの詳細画面。状況・課題・行動・結果・学びの5項目に分けた本文と、上部に5つの型のタブがある
エピソード「社内勉強会を立ち上げて続けた」を STAR-L の型で表示した画面。XYZ・PREP・CAR・SBI のタブで切り替える出典:App Store(YudaLab合同会社)

たまったエピソードを選ぶと職務経歴書の形に組み上げ、PDFや Markdown で出力します。「もっと成果を前に」といった指示で部分的に書き直すこともできます。学生の場合は「学生時代に力を入れたこと」を軸にした自己PR資料の形式になります。

「職務経歴書」と題した書類のプレビュー画面。職務要約や活かせる経験・知識・スキルの欄が見える
エピソードから組み上げた職務経歴書のプレビュー。右上の「編集」と下の「共有・保存」ボタンがある出典:App Store(YudaLab合同会社)

いま使っている職務経歴書(PDF・テキスト・RTF)を読み込むと、AIが個々のエピソードに分解して取り込みます。ホーム画面のウィジェットは、記録したエピソード数に応じて育っていくミニチュア都市を表示します。

料金とデータの置き場所

Free は無料で週5セッション、型は STAR-L のみで、PDF・Markdown の書き出しはありません。Standard(月額480円)は週15セッションで5つの型、経歴書からの取り込み、職務経歴書のPDF・Markdown 出力が使えます。Pro(月額980円)は週30セッションで高性能モデルを使います。価格は税込です。

1セッションは、ひとつのエピソードができあがるまでの一連の対話です。練り直しも1回分の週セッションを消費します。ホーム画面ウィジェットと個人情報のマスキングは全プランで使えます。

エピソードとチャット履歴は iOS の Keychain に暗号化して端末内に保存されます。設定から自分の iCloud への同期も有効にできます(初期設定はオフ)。どちらの場合も、Kasaneru のサーバーにユーザーデータのデータベースはありません。

AIへ送るのは応答の生成に必要な会話内容で、氏名・連絡先・登録した語句は送信前に端末内で自動的にマスキングされます。検出は自動判定のため、精度100%は保証されていません。

これまでの更新

2026-10-02 に 1.0 が出ています。2026-10-03 の 1.0.1 では、経歴書から取り込んだエピソードもチャットと共通の週セッション数を使うようになり、ウィジェットがライト/ダークのテーマ設定に追従するようになりました。

入れる前に

対応するのは iOS 26.0 以降の iPhone です。経歴書の取り込みはテキスト層のある PDF・テキスト・RTF に対応し、スキャン画像の PDF は読み込めません。

同期をオフのまま使うと、機種変更やアプリの削除で記録は失われます。引き継ぐには iCloud 同期を有効にするか、Markdown で書き出しておく必要があります。

AI基盤には現状 Amazon Bedrock 上の Claude が使われていますが、使用モデルは予告なく変更される可能性があると案内されています。