RAGが社内の略語で外す?「AX-laei」は質問の方を直す
- 公開
- 提供開始 2025-06-02(本文は2025年6月より)
- 作り手
- 株式会社言語理解研究所(ILU)(会社)
- 対応
- API(法人向け)
- 言語
- 日本語
- 価格
- 記載なし
どんなアプリか
PDF・Word・Excel などの社内文書を、生成AIが参照して回答に使える形へ変換する、日本語に特化したAPI群です。徳島の株式会社言語理解研究所(ILU)が2025年6月に正式提供を始めました。
背景として、形式や表現の異なる社内文書が整備されないままRAGの検索対象になり、回答精度が下がる点と、略語や業界用語を含む曖昧な質問で検索精度が落ちる点が挙げられています。
『DX-laei』は、ドキュメントの構造化に加え、ユーザーの質問を意味的に再構成し、最適な検索クエリへと変換する機能を備えています。これにより、生成AIに必要な“入力精度”と“検索対象の整備”の両面から、RAGやAIエージェントの回答品質を底上げします。
株式会社言語理解研究所、PR TIMES のプレスリリース(2025-06-02)
提供されるAPIは3系統です。ドキュメント構造化APIは、LLMによるテキスト出力とAI-OCRの文字認識結果を比べ、精度の高い部分を合成します。検索クエリ生成APIは、質問文を形態素解析で分け、意味づけとゆれ補正を経て検索用のクエリに変換します。アノテーションAPIは、感情・話題の分類や同義語を考慮したキーワード抽出などを行い、タグを自動で付けます。
土台には、1,300万語の語彙と663億の表現パターンを収録した言語データベースがあると説明されています(2025-06-02 のプレスリリース時点)。活用例として、社内ナレッジ検索、図表やアイコンを含むマニュアルの構造化、金融・保険・行政などの制度・規約文書が挙げられています。
これまでの更新
2025年6月に「DX-laei」としてリリースされ、2026年7月に「AX-laei」へ名称が変わりました。
入れる前に
SaaS型の画面は無く、システムへの組み込みを前提とした法人向けの提供です。3系統のAPIは単体でも組み合わせても使えます。
導入済みのRAG構成を大きく変えずに追加でき、部分導入や個社カスタマイズの技術支援にも対応しています。料金は公開されておらず、資料や導入の相談は問い合わせで受け付けています。