「原始人」を入れたらAIの返事のトークンが約75%減った
- 公開
- 正式公開 2026-04-06
- 作り手
- InterfaceX Co., Ltd(会社)
- 対応
- Claude Code(プラグイン)・Codex・Cursor・Windsurf・Cline・GitHub Copilot
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 331(2026-10-11)
どんなアプリか
genshijin は、Claude Code などの AI エージェントの応答を大きく縮めさせるスキルです。英語版の caveman をもとにして、日本語に特有の冗長な表現に合わせて作り直しています。
なぜ多くトークン使う?少なくて済む🗿
InterfaceX、genshijin 公式サイト・README
削る対象は、「です/ます/ございます」などの敬語、「えーと/まあ/基本的に/一応」といったクッション言葉、「ご質問ありがとうございます…」のような前置きです。英語版は冠詞やフィラーを削るのが中心ですが、日本語版はこうした日本語の表現に対応しています。
強さは3段階から選べます。「丁寧」はクッション言葉やぼかし表現を削りつつ敬語は残す、ビジネス向きの段階です。標準の「通常」は敬語を落として体言止めにし、「極限」では略語や矢印を使って電報のような書き方まで縮めます。
プール = DB接続再利用。ハンドシェイク省略 → 高負荷時に高速。
genshijin README「極限モード」の After の例
本体のほかに、用途別のサブスキルが6個入っています。Conventional Commits 形式でコミットメッセージを作る genshijin-commit、1行で PR にコメントする genshijin-review、CLAUDE.md などのメモリファイルを圧縮する genshijin-compress、トークンの使用量と推定削減量を表示する genshijin-stats などです。
Claude Code 以外にも、Cursor、Windsurf、Cline、GitHub Copilot、そして AGENTS.md 経由で Codex や Gemini CLI などで使えます。
README には30タスクのベンチマーク表が載っています。それによると、出力トークンは通常の応答で平均1851、genshijin では平均323で、削減率は平均83%です。モデルは claude-sonnet-4-20250514 で、各タスクを3回試行した結果です。
料金とデータの置き場所
GitHub で MIT ライセンスのもとに公開されています。
これまでの更新
リポジトリが作られたのは2026-04-06です。2026-05-07 には v1.4.0 で、英語版 caveman の v1.3.0 以降に加わった機能(統計表示、インストーラ、サブエージェントのプリセット、MCP の圧縮など)がすべて取り込まれました。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| genshijin(原始人) | 応答の圧縮 | 敬語・前置き・クッション言葉を削ってトークンを減らす | Claude Code / Codex ほか | 無料(MIT) |
| natural-japanese | 文章の手直し | AI に書かせた仕事の日本語から「AI 臭」を防ぎ・直す | Claude Code ほか Agent Skill 対応エージェント | 無料(OSS, MIT) |
| stop-ai-slop-jp | 文章の手直し | 日本語の文章から「AI 臭」を取り除く | Claude(Skill) | 無料(MIT) |
| japanese-tech-writing | 執筆の型 | 技術書出版社の編集者が書いた、日本語の技術文書を書かせるスキル定義 | Claude Code などのエージェントスキル(SKILL.md) | 無料 |
入れる前に
Claude Code の公式プラグインディレクトリに公開されているので、Claude Code の中で /plugin install genshijin と打てば入ります。
会話の途中で「原始人やめて」か「通常モード」と伝えると解除できます。既定のモードを off にすれば、プラグインを入れたまま一時停止もできます。
セキュリティの警告や破壊的な操作を確認する場面では、自動で通常の丁寧な日本語に戻ります。
genshijin-compress は、圧縮した版で元のファイルを上書きし、人が読める元の版は CLAUDE.original.md として残します。使うには Python 3.10 以上に加えて、Anthropic の API キーか、ログイン済みの claude CLI が必要です。.env や id_rsa などのファイルは自動で処理を拒否します。