「FreePencil2」を入れたら、3Dの線画化がボタン1回で整った
- 公開
- 正式公開 2026-07-26(リリースタグなし)
- 作り手
- 榊正宗(個人)
- 対応
- Blender アドオン(Blender 4.2〜5.2)
- 言語
- 日本語
- 価格
- ソースは GitHub で公開(GPL-3.0-or-later、自分でビルド)。ビルド済み zip は note で配布(価格の記載なし)
- 評価
- GitHub のスター 148(2026-10-08)
どんなアプリか
3Dモデルから線画を自動生成する Blender アドオンです。
榊正宗さん、GitHub の README
モデルを頂点カラーで塗り分け、その色の境界をコンポジタでエッジ検出して線として取り出す「塗り分け法」を使います。作者は、この方法の難しさは塗り分けの前処理にあり、FreePencil2 はそこを自動にしたと説明しています。
自動化の中身として、二面角の分布から分割角度を自動判定すること、隣り合う領域が必ず別の色クラスになるよう彩色すること、リグ検出によるボーン単位の塗り分けなどが挙げられています。STEP0 の「全自動セットアップ」を1回押すと、塗り分けからコンポジタのノード構築まで終わり、気に入らない箇所は STEP4 の頂点ペイントで手直しできます。
v2.8 からは仕上がりを「精密(メカ)」「キャラ(手描き)」「手描き背景」から選べます。キャラではアンビエントオクルージョンで線に強弱を付け、手描き背景では遠くの線を細く・少なく・薄くします。STEP0 の「FreePencil を外す」で、足した色・ノード・設定を消して元に戻すこともできます。
README の実測(Blender 4.5、STEP0 を押してから終わるまで)では、5万ポリゴンのメカが約8.7秒、128万ポリゴンの蒸気機関車が約28秒です。
料金とデータの置き場所
GitHub にはソースコードが GPL-3.0-or-later で公開されていますが、すぐ使える zip は置かれておらず、自分でビルドします。ビルド済みの zip と日本語マニュアルは note で配布されており、サポートは初回記事の購入者向けです。
入れる前に
推奨は Blender 5.2 LTS と 4.5 LTS で、4.3 は動作確認済みです。4.2 LTS は限定対応で、レンダリングはできますがビューポートのライブプレビューには線が出ません。4.1 以下は非対応です。
既知の制限として、透過マテリアル(BLEND)は HASHED へ変換されること、パーツ数の多いモデルでは一部の線が薄くなることがある点(未解決)、5.2 で保存した .blend を 4.5 で開くとコンポジタが正しく動かない点が書かれています。
GitHub のリポジトリは開発リポジトリで、使い方マニュアルもサポートも付かないと明記されています。