「エネコンパス」を入れたら用地の机上調査が10分→1分に

Ene Compass(エネコンパス)
系統・規制・ハザード情報を重ねた地図で、再エネ用地の机上調査と案件管理をするクラウド
公式サイト
公開
提供開始 2026-08-18
作り手
エンライコンサルティング合同会社(会社)
対応
Web
言語
日本語
価格
月額プラン(金額の記載なし)。1週間の無料トライアルあり(機能等制限有)

どんなアプリか

Ene Compass は、系統用蓄電池や太陽光の開発事業者向けのクラウドサービスです。用地の探索から案件管理までを1つの地図の上で行います。運営はエンライコンサルティング合同会社で、2026年8月18日に正式な提供開始を発表しました。

作り手によると、変電所の位置や空容量、送電線のルート、用途地域、農地区分、ハザード情報、地番などの情報は公開されているものの、それぞれ別のサイトやツールに分かれていました。このサービスでは、航空写真の上にこうした情報をレイヤーとして重ねて表示します。

レイヤーは20種類以上あります。一般送配電事業者10社が公表する系統情報から変電所の位置と空き容量を定期的に取り込むほか、送電線ルート(66kV以上)や鉄塔、農業振興地域(青地/白地)などの規制情報、洪水・津波などのリスク情報、日射量も表示します。「変電所から3km以内」のような条件で避けたいエリアをグレーアウトしたり、筆界の面積で絞り込んだりもできます。

地図上の地点をクリックすると、地番・農地区分・最寄りの変電所までの距離と空容量・その自治体の太陽光条例などが1枚のパネルにまとまって表示されます。太陽光関連の条例は全国372件を収録していて(2026-08-18時点)、禁止区域や規模要件、罰則などを条文の原文抜粋で確かめられます。

調べた地点にはピンを立てて保存し、現地確認の結果などをメモとして残せます。複数の地番をまとめて1案件として登録でき、ステータス・担当者・期日を一覧で管理できます。案件データは CSV で取り込み・書き出しができます。

トライアル導入いただいた開発事業者様では、従来10分以上かかっていた候補用地の机上調査がエネコンパスの活用により平均1分程度まで短縮された事例もあります。

エンライコンサルティング合同会社、プレスリリース(PR TIMES、2026-08-18)

料金とデータの置き場所

料金は月額プランで、提供されている全機能を使えます。プレスリリースに金額は書かれていません(2026-08-18時点)。メンバーは人数の制限なく追加できます。機能の制限がある1週間の無料トライアルがあり、最低契約期間は3ヶ月です。

ブラウザで使うクラウドサービスなので、インストールは必要ありません。最短1営業日で使い始められます。

同じ分野のアプリ

名前型仕掛け対応料金
Ene Compass(エネコンパス)用地調査・案件管理系統・規制・ハザードなど20種類以上のレイヤーを1つの地図に重ね、地点ごとに条例や最寄り変電所をまとめて表示Web月額プラン(金額の記載なし)、1週間の無料トライアル
系統用蓄電所 収益シミュレーション収益試算エリア・受電電圧・蓄電池容量などを入れて、系統用蓄電池事業の概算収益を出すWeb簡易試算は公開(料金の明記なし)、詳細版はデモ・個別相談
BF Cloud アグリ運用SaaS太陽光・系統用蓄電所を束ねるアグリゲーション事業者向けの運用SaaS。入札の代行サービスもWeb(SaaS)未確認
PV予測セルフ工房発電予測発電所スペックを自分で登録するセルフ方式の太陽光発電予測クラウドWeb初期費用0円、1予測単位あたり月額5,000円(税別)

入れる前に

表示される情報は、各機関が公表している資料をもとにした参考情報です。最終的な確認は送配電事業者や自治体などに問い合わせるよう案内されています。また、レイヤーで表示するデータの種類によって対応エリアが異なります。

登記情報をワンクリックで取得する機能は、2026-08-18時点では開発中です。候補地点のリストアップや現地確認の代行、系統連系申請の代行は、オプションとして用意されています。