会議で「前年比は?」と聞かれても「DataBuddy」ならその場で出せる
- 公開
- 提供開始 2026-02-05
- 作り手
- 株式会社DENCYU(会社)
- 対応
- オンプレミス(自社ネットワーク内に設置)
- 言語
- 日本語
- 価格
- PoCパック 80万円(1チーム・3か月・伴走つき)。本契約は問い合わせ
どんなアプリか
DataBuddyは、福岡県の株式会社DENCYUがつくる、企業向けの対話型データ活用AIエージェントです。同社は2026年2月5日付のプレスリリースで、この日から正式提供を始めると発表しました。日本語のチャットで質問すると、基幹システム、業務システム、データベース、Excel・CSVファイルを横断して、データの探索・集計・出力・可視化を行います。
依頼は「型番322-XAの過去1年の販売実績を見せて」「区分Aの全製品データをCSVで出力して」のような言葉で行います。AIエージェントがデータを探して集計し、必要な形式で返す仕組みで、SQLやBIツールの操作を覚える必要はないと説明されています。
想定している場面は、製造業をはじめとする中堅企業で、情報システムの担当者にデータを出してほしいという依頼が集まってしまう状況です。BIツールを入れても現場に定着せず、Excelでの手作業に戻ってしまうことも背景に挙げられています。
研修を重ねても定着しない。結局、詳しい人に頼むか、Excelに戻ってしまう。
株式会社DENCYU、DataBuddy 公式サイト「DataBuddyが選ばれる3つの理由」
集計の自動化にも対応しています。日次・週次・月次のレポートを指定した時間に集計してメールで届ける定期実行と、決めた条件を超えたときに知らせるアラートがあります。アラートは、条件が続けて満たされたときにだけ知らせる設定もできます。
共有フォルダはファイルを置くとデータソースとして使える仕組みで、ログインせずに提出できる画面もあり、拠点や取引先からファイルを集める用途に使えます。「覚えといて」と頼むと手順をスキルとして保存して呼び出し直せるほか、部門や役職ごとにどのデータを見られるかを設定できます。
料金とデータの置き場所
公式サイトには、PoCパック(1チーム・3か月・伴走つき)が80万円と書かれています。内訳は、チーム利用料が月10万円の3か月分で30万円、オンボーディング一式の初期費用が50万円です。PoCのあとに本契約へ移る際は、初期費用がかからないとされています。
2026年2月5日付のプレスリリースでは、先行5社限定のPoCを初期費用無料・月額10万円・3チームまでという条件で募集していました。公式サイトの記載とは、初期費用と対象チーム数が異なります。同じプレスリリースには、AIモデルの利用料は別に実費がかかること、本契約の料金は問い合わせであることも書かれています。
DataBuddyは自社のネットワーク内に設置でき、蓄積されるデータは自社の管理下から出ないと説明されています。外部のAPIを使うのはAI処理の部分で、AIに渡るのは依頼の日本語とデータの構造、探索時のサンプル(最大10行まで)です。データ全体は渡さないとされています。
AIモデルは公式のAPIを通じて使われるため、入力した内容が学習に使われることはないとされています。企業ごとの専用ゲートウェイを通すので、使うモデルの管理や予算の制御もできます。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| DataBuddy | 対話型データ活用 | 日本語の会話で既存の基幹システムやExcelを横断して集計・可視化 | オンプレミス | PoCパック 80万円 |
| primeBusinessAgent | 意思決定支援 | データ基盤の整備まで担い、営業・マーケの意思決定を支援 | Web | 未確認 |
| Airlake Copilot Agents | 業務エージェント | 音声・図面・手書き書類などを構造化し、複数のAIエージェントが連携 | Web | 未確認 |
入れる前に
導入は、ヒアリング(約1週間)、自社環境に合わせた構築(約2週間)、小規模なチームで効果を確かめるPoC(3か月間)、本導入の順に進みます。
古い基幹システムにつなげるかという質問には、ほとんどの場合つなげると答えています。データコネクタは法人向けの基幹・業務システムで使われるデータベースの種類にほぼ全て対応しており、ODBC接続に対応したシステムと連携できるとされています。
プレスリリースに書かれた先行PoCの参加条件は、継続的なフィードバックの提供、導入事例を公開資料に使うことの許諾、導入実績として社名とロゴを載せることの許諾です。