9分超えのCDKデプロイが「cdkd」で40秒に(作者計測)

cdkd(CDK Direct)
既存の AWS CDK アプリを CloudFormation を通さず AWS SDK で直接デプロイする CLI
GitHub
公開
正式公開 2026-07-06
作り手
Kenta Goto(個人)
対応
CLI(npm、Node.js 22.12 以降)
価格
無料(Apache-2.0 ライセンス)
アカウント・広告
要アカウント(AWS)
評価
GitHub のスター 144(2026-10-09)

どんなアプリか

cdkd は、AWS CDK で書いたアプリを CloudFormation を介さず、AWS SDK を直接呼んでデプロイするコマンドラインの道具です。今ある CDK アプリのコードはそのまま動き、cdk deploy を cdkd deploy に置き換えて使います。

README では、SDK の直接呼び出しと積極的な並列化、時間のかかる安定待ちを飛ばす --no-wait によってデプロイを速くすると説明しています。作者のベンチマークでは、SDK Provider が扱うスタックで AWS CDK(CloudFormation)より15倍まで速く、Terraform や CloudFormation の Express mode と比べても速い結果が載っています。

Use cdkd in dev/test for rapid iteration; use the AWS CDK CLI in production for full CloudFormation tooling. Install cdkd alongside an existing cdk deploy workflow: no migration needed.

Kenta Goto さん、GitHub の README

既存のスタックを cdkd に取り込んだり、CloudFormation へ書き戻したりもできます。cdkd local では、関数や API、ECS のタスクを手元で動かし、環境変数やシークレットを実際にデプロイ済みのスタックから解決します。

AI のコーディングエージェント向けの skill も同梱されています。Claude Code にはプラグインとして入れられ、SKILL.md 形式に対応した Codex や Cursor などのエージェントでも使えます。

料金とデータの置き場所

Apache 2.0 ライセンスで公開されていて、npm から入れます。最初に AWS アカウントごとに一度 cdkd bootstrap を実行すると、状態を置く S3 バケットとアセット用の保存先が作られます。

入れる前に

README では、cdkd は開発・テスト用で、まだ開発の初期段階にあり本番で使える段階ではないと明記されています。動かすには Node.js 22.12 以降が必要です。

ほかのコマンドより先に、AWS アカウントごとに一度 cdkd bootstrap を実行します。これは cdk bootstrap の代わりになるもので、cdkd を使うのに cdk bootstrap は要りません。