「Almide」だと、AIの書き漏れをコンパイラが直し方ごと教えてくれた
- 公開
- 正式公開 2026-03-09(リポジトリ作成 2026-03-07)
- 作り手
- almide
- 対応
- Mac・Linux・Windows・Web
- 言語
- 英語
- 価格
- 無料(MIT / Apache-2.0 ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 35(2026-10-12)
どんなアプリか
Almide は、LLM によるコード生成に向けて設計された静的型付けのプログラミング言語です。同じソースから、Rust を経由したネイティブのバイナリと WebAssembly の両方を作れます。
The language where LLM edits survive.
Almide の GitHub リポジトリの README
設計の目標は「修正の生存率」という1つの指標です。AI が何度か修正を加えた後も、コードがコンパイルでき、テストに通る割合のことを指します。ネイティブと WebAssembly の出力はバイト単位で同じになる、と README は説明しています。
README の例では、型に場合を1つ足したのに match を直していないと、コンパイラが足りない場合の場所を示し、書き足す分岐をそのまま提示します。設計方針は、表し方を1通りにする、近くを読めば分かる、診断が具体的な直し方に導く、記述を簡潔にする、の4つです。
ブラウザで動く Playground があり、インストールせずに試せます。Playground には Anthropic・OpenAI・Gemini を選んで AI にコードを生成させる画面もあります。
料金とデータの置き場所
README のバッジでは、ライセンスは MIT / Apache-2.0 と表示されています。Playground の AI 生成画面には、入力した API キーが外部のサーバーに送られることはない、と書かれています。
これまでの更新
GitHub のリポジトリは 2026-03-07 に作られました。2026-08-20 には、変えない言語の表面と互換性を壊す変更の方針をまとめた STABILITY.md が宣言されています。README の計測は 2026-10-03 時点で v0.66.0 のリリースを使っています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Almide | LLM 向け言語 | AI が修正した後もコンパイルとテストが通るかを指標に設計 | Rust 経由のネイティブ / WebAssembly | 無料(MIT / Apache-2.0) |
| 粋(Sui)/ Isu | LLM 向け言語 | LLM が生成しやすい言語から、決定的に構文解析できる構造化擬似コードへ重心を移動 | Python 実装 | 無料(OSS, MIT) |
| Wado | Wasm 向け言語 | WebAssembly Component Model と WASI 0.3 以降に対象を絞った静的型付け言語 | Wasm Component Model / WASI 0.3 | 無料(OSS, MIT) |
| Hike(hike-lang) | Wasm 向け言語 | Go に似た書き心地で GC なしの WebAssembly を出力 | Windows / Linux / WebAssembly | 無料(MIT) |
入れる前に
macOS と Linux はシェルのスクリプト、Windows は PowerShell のコマンド1行でインストールします。インストーラーは展開の前に、アーカイブがチェックサムと合っているかを確かめます。ソースからビルドする場合は Rust 1.96 以上が必要です。
README の「LLM の書きやすさ」の数字は、2026-09-22 に 38 の課題で計測したものです。CI には Anthropic と OpenAI のキーを置かない方針のため、表に出ているのは Llama のモデルの結果です。