「AIPO」にゴールを伝えたら、カレー会の企画が1日で形になった
- 公開
- 正式公開 2026-01-21(リポジトリ作成 2026-01-20)
- 作り手
- miyatti(個人)
- 対応
- Cursor・Claude Code
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 72(2026-10-13)
どんなアプリか
「GOALだけ伝えれば、AIが勝手に仕事を進めてくれる」
miyatti さん、GitHub の README
AIPO は、Jeff Patton が定義したプロダクトオーナーの思考の流れ「Sense → Focus → Discover → Deliver」を AI に再現させ、ゴールをタスクへ再帰的に分解しながら実行していく仕組みです。リポジトリを取ってきてインストール用のスクリプトを動かし、Cursor か Claude Code に組み込んで使います。
中心になるのは5つのコマンドです。/aipo/01_sense でゴールを決めて文脈を集め、02_focus で調べながらゴールを分解し、03_discover で計画と実行用のコマンドを作ります。
続く 04_deliver でタスクを実行して成果物を作り、05_operation で運用のためのコマンドを動かします。
ゴールの性質に合わせて、36種類の専門家の視点(ロール)から合うものを選び、その視点でタスクを分解します。
ロールは自分で指定することもでき、指定しなければ AIPO がゴールから判断します。成果物づくりには、18カテゴリ・89種類のコマンドテンプレートが用意されています。
README には作例として、60人のカレーパーティの懇親会を企画した例が載っています。企画書やメニュー設計書のほか、参加者の参加可否・アレルギー・好みを管理するデータベースまでを1日で作ったと紹介されています。
作り手は、AI でプロダクトマネジメントの考え方と進め方を更新するための枠組み「AIPM」の一部として AIPO を作ったと書いています。
料金とデータの置き場所
MIT ライセンスで公開されているオープンソースです。
ゴールや文脈は layer.yaml・context.yaml などのファイルとして作業フォルダの中に書き出され、親の階層から子の階層へ引き継がれます。長いやりとりの途中で前の話が抜け落ちないようにするための作りだと説明されています。
これまでの更新
README の記載では、作成日は2025-11-27、最終更新は2026-01-20です。GitHub のリポジトリも2026-01-20に作られています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| AIPO(AI Product Owner) | タスク分解の枠組み | PO の思考プロセスでゴールを再帰的に分解・実行 | Cursor / Claude Code | 無料(MIT) |
| AI-CEO Framework | エージェントの枠組み | 15の AI エージェントと承認パイプラインで会社を回す | Claude Code(テンプレート) | 無料(MIT) |
| Motive | エージェントの常駐アプリ | 裏で走らせ、承認や質問が必要なときだけポップアップ | Mac | 無料(OSS, MIT) |
入れる前に
全部を AI 任せにする作りではなく、人が途中で関わる HITL(Human In The Loop)の形で進めると説明されています。免責事項では、AI が作った結果の正確さは保証されず、重要な判断や業務で使うときは必ず人が確かめるよう求めています。
仕組みの全体は、Docswell で公開されている解説スライド「AIPOシステム紹介」でも説明されています。