mints提出前の号証スタンプ、「AILEX」でまとめて済むようになった
- 公開
- 正式公開 2026-02-12
- 作り手
- AILEX合同会社(会社)
- 対応
- Web・iOS
- 言語
- 日本語
- 価格
- 1か月の無料体験あり(iOS アプリは無料。月額の金額は記載なし)
- アカウント・広告
- 要アカウント(事務所単位で契約)
- 評価
- App Store 6件・平均4.83(2026-10-13)
どんなアプリか
AILEX は、AILEX合同会社が作っている法律事務所向けの業務システムです。弁護士数1〜5名の事務所を対象に、書面の作成から、裁判所の電子提出システム mints に出す前の準備、期日と請求の管理までを一つの画面で扱います。2026年8月の発表では、利用者数(弁護士・パラリーガル・事務職員を含む)が1,000名を超えています。
AILEX は、AI の「便利さ」ではなく「証明可能性」を提供します。
AILEX合同会社、AILEX 公式サイト「ABOUT AILEX」
中心にあるのは事件ごとのチャットです。事件の記録を読んで答え、その答えに文書名・号証・ページを添えます。AILEX が用意したものは「判断を待っているもの」として同じ画面に出て、弁護士がボタンで決めます。
mints の提出準備では、号証番号のスタンプ、容量の分割(1回200MB)、ファイル名の整形をした zip を作り、mints の入力欄や証拠説明書のたたき台も用意します。AILEX から mints へ直接は送らず、アップロードは弁護士が mints 上で行います。
交通事故・離婚・相続・債務整理など、よく受ける8つの事件には標準の流れが用意されています。書面は、訴状・準備書面・控訴理由書・受任通知などの57種の雛形から作れます。
iOS アプリもあります。外出先で事件名・依頼者名から事件を探せ、ダッシュボードには mints 義務化の施行日までの残り日数と準備度が出ます。

アプリの録音メモでは、相談や電話の内容を録音すると、AI が概要・争点・時系列・次のアクションの4項目に整理し、事件に紐づけて保存できます。

使っている人の声
App Store のページに出ているレビュー5件のうち4件が★5、1件が★4で、いずれも2026-03-26の投稿です。移動中の確認、面談後の記録、過去の案件の検索について書かれています。
裁判所への移動中に次の案件情報を見返せるのがありがたいです。紙のファイルを広げなくても概要や相手方情報を確認できるので、直前の頭の整理に使っています。
App Store のレビュー(2026-03-26)
依頼者との面談後、すぐに要点をまとめて案件に紐づけられるのが便利です。あとから経過を振り返るときに時系列で見られるので、説明もしやすくなりました。
App Store のレビュー(2026-03-26)
料金とデータの置き場所
公式サイトから1か月無料で試せます。料金は公式サイトの料金ページに掲載されています。契約は事務所単位で、弁護士だけでなく事務員・パラリーガルも同じ事務所の利用者として使えます。iOS アプリは App Store で無料です。
AILEX v2 では、事件記録は AWS 東京リージョンに保管され、AI の処理も日本国内(東京・大阪)で行われます。入力は学習に使われず、生成と80種類以上の操作が監査ログに残ります。
ただし、事務所が指定した宛先へのメール送信と、事務所が自分で接続した外部サービス(MCP クライアント、Google カレンダーなど)への送信は、この保管・処理の範囲に含まれません。
現在の App Store 版は従来版(users.ailex.co.jp)につながります。従来版では、一部の機能で外部の AI に送る前に氏名などを記号に置き換える方式をとっています。
これまでの更新
2026-02-09 に mints 提出パッケージの自動生成機能を公開し、2026-02-12 に正式リリースしました。2026-03-04 には送達管理や PDF の自動変換など、義務化に向けた4つの機能を加えています(いずれも従来版)。
iOS アプリは 2026-03-20 に 1.0 を出し、2026-03-21 の 1.1 で軽微なバグを直しました。
2026-09-27 に AILEX v2 へ切り替わり、10月6日には左のメニューが上の帯に変わりました。2026-10-10 には基本操作を約3分で説明する動画を公開しています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| AILEX | 事件管理+書面 AI | 事件管理・書面作成・mints の提出準備を一つの画面で | Web / iOS | 1か月の無料体験あり |
| 弁護革命 クラウド版 | 事件記録 | 弁護士が開発したデジタル事件記録ツールのクラウド版 | Web(AWS) | 未確認 |
| 士業AI【法務】 | 法務 AI チャット | e-Gov の法令データのみを情報源にし、回答に条文番号を明記 | Web | 完全無料・会員登録不要 |
| LegalBrain エージェント(Claude向けMCPコネクタ) | 法務 AI エージェント | 日本の法令・判例・ガイドラインを Claude から引ける | Claude コネクタ / Web | 未確認 |
入れる前に
AI の出力は参考情報・ドラフトという位置づけで、内容の確認と最終的な判断は弁護士が行います。mints は一度上げると差し替えができないため、提出するものは目で確かめるよう案内されています。
2027年1月から先行導入される予定の裁判所の次のシステム TreeeS には「対応予定」となっていて、対応内容は TreeeS の仕様の公表状況によって変わります。
会社概要のページ(2026-10-13時点)では、ISO/IEC 27001・27017 認証と SOC 2 Type II 報告書は、いずれも取得に向けて準備中(未取得)とされています。
2026年2月のプレスリリースでは、AI の利用量によって AI 機能の利用に制限がかかる場合があり、追加クレジットの購入もできると書かれています。