AIの「静かに壊れます」が消えた。「yomiyasu」で下書きを直してみた
- 公開
- 正式公開 2026-10-01(リポジトリ作成は 09-30)
- 作り手
- oga_aiichiro(個人)
- 対応
- Claude Code・Codex・Cursor・Claude.ai(Web)
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 1,472(2026-10-05)
どんなアプリか
『yomiyasu(よみやす)』は、AIが生成した日本語の不自然な比喩、曖昧な主述関係、不要な装飾を直し、読みやすい文章に整えるスキルです。
oga_aiichiro さん、GitHub の README「これは何?」
対象は技術記事や設計書・仕様書、PR の説明文、社内レポートといった実務の文章です。Codex、Claude Code、Cursor などの AI コーディング環境に読み込ませて使います。
README は、AI が生成した文章には単語を置き換えるだけでは直らない読みにくさがあるとしています。そのため、主語と述語、修飾語と掛かる先、指示語と指す対象の対応を点検し、元の意味を保ったまま、読み違いや文の関係を追う負担がある箇所を直します。自然に読める部分は残します。
「壊れる」「倒す」「効く」「溶かす」のような比喩の動詞は、元の含みを保って平易な言葉に言い換えます。原文にない主体・原因・条件・数値・感情などは足さないことを原則にしています。
使うときは、AI チャットやコーディングエージェントに直したい文章を貼り付け、「この文章を読みやすくして。」のように頼みます。技術記事(tech)、業務文書(business)、エッセイ(essay)のドメインを指定でき、省略すると入力内容から自動で判別されます。
文章の表現や Markdown の太字を検査する Python スクリプトが2つ付いています。yomiyasu_lint.py は不自然な比喩動詞や過剰な太字・箇条書きなどを数値化して検査し、yomiyasu_diff.py は推敲の前後を比べて語の増減や文末の変化を点検します。
料金とデータの置き場所
コードとドキュメントは MIT License で公開されています。
これまでの更新
GitHub のリポジトリは2026-09-30に作成されました。README には v1.0.7 の変更として、「資料を、全員へ。」のように読点で間を置き助詞句で終えるコピー調を抑えること、主語や目的語の直後の不要な読点を整理することが書かれています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| yomiyasu(よみやす) | 推敲スキル | 主述関係や比喩動詞を見直し、読みやすい日本語に直す | Agent Skill(Claude Code・Codex・Cursor など) | 無料(MIT ライセンス) |
| jp-writing-skills(カルク検出スキル) | 検出・修正スキル | 英語の直訳による訳語臭「カルク」を検出・修正する | Claude Code スキル | 無料(OSS) |
| humanizer-ja | 推敲スキル | 英語圏の humanizer スキルを日本語向けに作り直した | Agent Skill | 無料(OSS) |
入れる前に
導入は「npx skills add nanaism/yomiyasu」のほか、openskills、Claude Code のプラグイン、Claude.ai の Web 版などへの ZIP 登録が案内されています。ZIP で登録するときは、GitHub の「Download ZIP」ではなく登録専用の ZIP を使うよう書かれています。
ほかの日本語校正スキルと一緒に使うと、指示が食い違う場合があります。出力が乱れたときは、似たスキルを一時的に無効にするよう案内されています。
付属ツールの検出結果は見直しの候補という位置づけで、指摘がないことが意味の保持を保証するわけではないと書かれています。README に載っている変換例も以前の検証で保存した出力で、現在の版を実行した結果ではありません。
作者は、このスキルとリポジトリは個人の研究・創作物で、所属企業の公式プロダクトではないとしています。