Claudeに仕事を渡して閉じるだけ。「claude-hatch」ですぐエディタに戻れる
- 公開
- 正式公開 2026-06-12
- 作り手
- Takuya Matsuyama(個人)
- 対応
- Mac・Linux
- 言語
- 英語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 401(2026-10-10)
どんなアプリか
tmux のプラグインで、プロジェクトのディレクトリごとに Claude Code のセッションをポップアップの中で動かします。prefix + y で今いるディレクトリのセッションを開き、prefix + d でポップアップを閉じて元のウィンドウに戻ります。閉じたあとも Claude のセッションは動き続けます。
prefix + u で fzf のピッカーが開き、動いている Claude が状態つきで一覧になります。入力を待っているもの(waiting)と手番を終えたもの(idle)が上に来ます。enter を押すと、そのセッションを起動したウィンドウに切り替わり、その上のポップアップで再開します。
Claude がベルを鳴らすと、そのセッションを起動したウィンドウが目立つ表示になります。ピッカーを開かなくても、どこに戻ればよいかがわかる仕組みです。
But it’s been annoying to check whether any sessions are finished or need my answers by switching windows and opening each session in a popup window.
Takuya Matsuyama さん、ブログ「I made a Claude Code session manager for tmux」(2026-06-15)
Simple by design: it’s just a few shell scripts.
Takuya Matsuyama さん、GitHub の README
料金とデータの置き場所
GitHub で公開されている MIT ライセンスのソフトウェアです。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| tmux-claude-hatch | tmux プラグイン | ディレクトリごとの Claude Code をポップアップで開け閉めし、fzf のピッカーとベルで手が必要なものを知らせる | tmux プラグイン(Mac / Linux) | 無料(MIT) |
| tmux-agent-sidebar | tmux プラグイン | Claude Code・Codex・OpenCode のペインを1つのサイドバーでリアルタイムに監視する | tmux プラグイン(Mac / Linux) | 無料(MIT) |
| renga: Claude Code Multiplexer | ターミナル分割 | Claude Code や Codex を複数起動し、互いにメッセージを送り合って協力作業させる | ターミナル(マルチプラットフォーム) | 無料(MIT) |
| ccresume | 会話の再開 | Claude Code の過去の会話を一覧・プレビューしながら選んで再開できる TUI | CLI(TUI) | 無料(OSS) |
| herdr auto title | フック | 会話から短いタイトルを作り、ターミナル herdr のタブ名に自動で付ける | herdr + Claude Code / Codex フック | 無料(MIT) |
入れる前に
README によると、tmux 3.2 以上と、ピッカーの画面に使う fzf、Claude Code のセッションファイルを読む jq が必要です。
あわせて Claude Code 2.1.139 以上が必要で、動く環境は bash の入った macOS か Linux です。tpm を使う場合は ~/.tmux.conf に1行足して prefix + I でインストールします。
Claude Code 専用で、いくつもの AI のセッションを1つの道具でまとめて扱いたい人には向かないと README に書かれています。また、自分でコードを読み書きしてレビューする人に向けたもので、たくさんのエージェントを走らせて自分ではコードを書かない人には向かない、としています。
ウィンドウを目立たせる機能は、Claude Code 側がベルを鳴らすように設定しておく必要があります。別に用意された Claude Code プラグインを入れると、その設定が入ります。キーの割り当ては変えられます。
作者のブログ記事(2026-06-15)では、tmux-claude-session-manager というリポジトリとして紹介されています。その記事では、状態の表示に Claude Code のフック設定が必要とされていました。現在の README では、状態は Claude Code のセッションファイルから読み取り、設定は不要と書かれています。
作者は後日(2026-08-09)のブログ記事で、エージェントを増やすほど集中が途切れたと振り返っています。いまは、複雑な作業に使うエージェントは多くても1つにして、小さな作業用に1〜2つ足す使い方にしているそうです。
Single-tasking still matters a lot. The number of agents doesn’t.
Takuya Matsuyama さん、ブログ「Conviction: What 1.5 years and one burnout taught me about coding with AI agents」(2026-08-09)