「ai-words-ja」をhooksに入れたらClaude Codeが自分で書き直す
- 公開
- 正式公開 2026-09-13(作者ブログ)
- 作り手
- ぷらす (p1ass)(個人)
- 対応
- npm(textlint のプリセット)
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)
- 評価
- GitHub のスター 123(2026-10-06)
どんなアプリか
AI が書いた日本語に出てきやすい単語と言い回しを見つける textlint のプリセット、 textlint-rule-preset-ai-words-ja を作りました。
ぷらすさん、ブログ「AIが書いた日本語に頻出する単語を指摘するtextlintプリセットを作った」(2026/09/13)
文章校正ツール textlint に追加するプリセットです。英語を直訳したような動詞や、日常では使わない硬い名詞、一般的ではない比喩に使われる単語を、形態素解析で見つけて指摘します。
単語を基本形で判定するので、たとえば「効く」を対象にすると「効きます」「効かない」も指摘の対象になります。辞書に基本形を1つ書けば、活用した形もまとめて拾えます。
作り手は、AI に「この単語を使わないで」と指示しても守られるかは確率に左右されることから、決まった結果を返すツールとして作ったと説明しています。同じく AI らしい文章を見つける @textlint-ja/textlint-rule-preset-ai-writing が文章の構造を見るのに対し、こちらは単語そのものを見るので、両方を併用できます。
ブログでは、Claude Code の hooks(PostToolUse)に設定して、Markdown ファイルを書き込んだり編集したりした後に textlint を走らせる方法も紹介されています。指摘をエージェントに返すと、エージェントが自分で書き直します。
指摘されたくない単語は allows で外せ、正規表現も使えます。自分で用意した JSON の辞書を dictionaryPath で読み込み、内蔵の辞書に足すことも、内蔵の辞書の代わりに使うこともできます。
料金とデータの置き場所
GitHub で MIT ライセンスのもと公開されていて、npm からインストールします。
これまでの更新
GitHub のリポジトリは 2026-09-12 に作られ、翌 2026-09-13 に紹介のブログ記事が出ています。辞書は作り手が AI の出力を読んで気になった単語から始まり、その後、Qiita の約7万記事を生成 AI の前後で比べた逆瀬川さんの記事を参考に「実測」「照合」「入口」「土台」などが加わりました。v1.2.0 の時点で辞書の単語は50語です。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| textlint-rule-preset-ai-words-ja | 文章 lint(単語) | AI が多用する単語を形態素解析で活用形ごと指摘 | npm(textlint のプリセット) | 無料(OSS, MIT) |
| MoZuku | 日本語 Language Server | MeCab・CaboCha で解析し、エディタ上で二重助詞などを指摘 | LSP(VS Code 拡張・Vim/Neovim プラグイン) | 無料(OSS, AGPL-3.0) |
| madr-lint | 文書 lint(ADR) | MADR 形式の ADR を ESLint と同じ使い勝手で検証 | npm(CLI、GitHub Actions) | 無料(OSS) |
入れる前に
内蔵の辞書はソフトウェアエンジニアリングの技術文章をもとに作られていて、載っている単語もその分野に偏っています。ほかの分野の文章では、その分野で気になる単語を自分の辞書に加える使い方が案内されています。
指摘は初期設定では error として出ます。severity で warning に変えられます。主題を短く示しただけで打つ読点を指摘する no-short-topic-comma というルールもありますが、指摘が多くなりやすいため初期設定では無効です。
文章の一部だけ指摘を止めたいときは、textlint-filter-rule-comments を入れ、該当の範囲を textlint-disable と textlint-enable のコメントで囲みます。