中古の服、本物か不安じゃない?「タドリチェーン」は持ち主まで証明
- 公開
- 提供開始 2026-09-04
- 作り手
- 株式会社UPDATER(会社)
- 対応
- 法人向けサービス(証明書はスマホで確認)
- 言語
- 日本語
- 価格
- 記載なし(GHG排出係数のライセンス料金は利用者の負担)
どんなアプリか
TADORi CHAiN は、繊維・アパレル産業のブランドやメーカー、小売り向けのサービスです。製品に取り付けた二次元バーコードなどを通じて、どこで作られ、誰の手を経て、どう修理やリユース、リサイクルされたかという来歴をブロックチェーンに記録し、スマホで確認できる証明書として発行・管理します。
これまでのトレーサビリティは、原材料や製造を管理する「作る側」のシステムと、販売後の所有やリセールを管理する「使う側」のシステムが別々に組まれることが多かったと UPDATER は説明しています。TADORi CHAiN はその両方を一つのシステムで記録・管理する点を特徴に挙げています。
真贋証明では、製品が正規品であることに加えて、いま正しい持ち主の手元にあるかまで証明します。正当な持ち主だけが毎回仕様の変わる二次元バーコードを発行できる仕組みで、証明書の複製やなりすましによる転売を抑えるとしています。
ほかに、素材・生産場所・移動手段などの情報から製品・ロット単位の GHG 排出量を算定する機能と、欧州で導入が進むデジタルプロダクトパスポート(DPP)に必要な製品情報をまとめて登録・管理する機能があります。
TADORi CHAiN の原点は、UPDATERが「顔の見える電力」で培ってきた思想にあります。電気を「誰が、どこで、どうつくったか」までたどれるようにしてきた考え方を、「モノ」に広げ、使い終わった後の循環までつなげる取り組みです。
株式会社UPDATER、PR TIMES のプレスリリース(2026-09-04)
料金とデータの置き場所
サービスの料金はプレスリリースには書かれていません。GHG 排出量の算定・開示に必要な GHG 排出係数のライセンス料金は、利用者の負担と明記されています。製品の来歴はブロックチェーンに記録されます。
これまでの更新
2024年10月に YOKE 青山店(旗艦店)で先行提供が始まり、複数ブランドでの実証を経て、2026年9月4日に最新版の提供が始まりました。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| TADORi CHAiN | 来歴記録・真贋証明(B2B) | 製品の来歴をブロックチェーンに記録し、修理やリユースの後まで引き継ぐ | 法人向けサービス(証明書はスマホで確認) | 記載なし |
| NovaMine(ノヴァマイン) | 素材(B2B)+デジタル証明書 | 使用済みスマホ・PC・家電の貴金属を再資源化し、由来と工程をデジタル証明書つきで届ける | 記載なし | 未確認 |
入れる前に
実証は YOKE、ARCH&LINE、BLINDMAN TOGS、Sustainable Mongol など海外輸出のあるアパレルブランドと、海外取引のあるサプライヤー企業で行われています。
繊維・アパレル分野の DPP の具体的な要件は、今後採択される ESPR の委任規則で確定します。このサービスの項目は、2026年8月時点で公表されている欧州委員会の準備調査などをもとに設計されています。
対象は 2026年9月時点では繊維・アパレル産業で、家具・家電、ジュエリーなどの分野へ広げる予定とされています。
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