排出係数を調べなくてよくなった。「サスポ」は使用量を入れるだけ
- 公開
- 提供開始 2026-08-17
- 作り手
- CCJ株式会社(会社)
- 対応
- Web
- 価格
- 無料(アカウント登録が必要)
- アカウント・広告
- 要アカウント
どんなアプリか
中小企業が自社のCO2排出量を学び、算定し、報告用のレポートにまとめるためのクラウドツールです。CCJ株式会社が2026年8月17日付のプレスリリースで公開を発表しました。大手企業がScope3の算定を進めた結果、取引先の中小企業が排出量の報告を求められる場面が増えていることを背景にしています。
高機能なGHGツールは他にもあります。サスポは「知識ゼロの中小企業でも、最後まで自力でたどり着ける」ことに特化しています。
CCJ株式会社、サスポ公式サイト「他のツールと、ここが違う」
進め方は4つのステップに分かれています。ステップ1では温室効果ガスの基礎を全4章の学習コンテンツと理解度クイズで学び、ステップ2では28業種それぞれの算定ガイドで、自社のどこから排出が出て何の数字を集めればよいかを確認します。学習コンテンツは社員教育・研修の教材としても使えるとされています。
ステップ3では、燃料・冷媒・熱・電気などの使用量を入力すると、環境省が公開する排出係数を用いてScope1とScope2の排出量が自動で計算されます。係数はサスポ側で管理しているため、利用者が調べる必要はありません。結果はカテゴリ別・拠点別の内訳でも確認できます。
ステップ4のレポートでは、算定結果を年度ごとに集計し、円グラフ・棒グラフ・一覧表で表示します。CSV形式での出力にも対応しています。このほか、算定に使った電力使用量をもとに、別の電力会社に切り替えた場合のCO2排出量の変化を試算する機能もあります。
料金とデータの置き場所
利用にはアカウント登録が必要ですが、利用料はかかりません。CCJ株式会社はScope1・2の算定機能と学習コンテンツを無償で提供し、将来的には専門的な支援を有償サービスとして展開する設計だと説明しています。
サスポはクラウドツールとして提供されています。利用企業の排出量データを第三者に販売することはない、と明記されています。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| サスポ | GHG算定・学習 | 基礎学習と業種別ガイドから、Scope1・2の算定とレポートまで4ステップで進める | Web | 無料 |
| OpenGreenTrack | GHG算定(OSS) | Scope1・2・3の算定からレポート出力までを自社環境で運用できる | Web(自社環境に構築) | 無料(Apache License 2.0) |
| ASUENE LCA(ASUENE initial LCA) | 製品CFP算定 | 製品ごとのCFP/LCAを算定。第一弾は中小・中堅向けのエントリーモデル | Web(SaaS) | 未確認 |
入れる前に
算定できるのは現在Scope1・2です。Scope3については、今後のアップデートで対応を検討しているとよくある質問で回答しています。
サスポが出す数値は、環境省公表の排出係数に基づく自社報告用の算定値です。第三者保証や制度に基づく報告に使う場合は、別途保証機関による検証が必要です。
市町村が主導して地域の中小企業に配布する使い方にも対応しており、自治体・商工会議所などからの導入の相談を受け付けています。
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