全政党のマニフェスト、まだ1つずつ読み比べてる?「OJPP」

Open Japan PoliTech Platform(OJPP)
政治資金・法案・政策などの政治データを画面で見せ、REST API で公開するオープンソース基盤
GitHub公式サイト
公開
正式公開 2026-02-13
作り手
Yoichi OCHIAI(@ochyai)(個人)
対応
Web・API(REST)・Docker(セルフホスト)
言語
日本語
価格
無料(AGPL-3.0-or-later)
アカウント・広告
公開 API は認証不要
評価
GitHub のスター 387(2026-10-13)

どんなアプリか

日本の政治データを公開して画面で見られるようにする、オープンソースの基盤です。「AIエージェント時代の政治インフラ」をうたい、政党にも企業にもよらないことを掲げています。

あなたのAIエージェントが、24時間365日、全政党の政治資金を監視する。全政党の政策変更を追跡し、差分を届ける。全法案を読み、あなたに影響のある部分を要約する。

Yoichi OCHIAI さん、GitHub の README「なぜ PoliTech か」

中身は分野ごとのアプリに分かれています。MoneyGlass は政治資金の流れ、ParliScope は法案・投票・会期、PolicyDiff は政党の政策の差分を扱います。

ほかに、国会の議席配分と選挙結果を示す SeatMap、文化庁予算を扱う CultureScope、社会保障関係費や都道府県別のデータを扱う SocialGuard があります。

各サービスは REST API を持っていて、JSON で返し、ページ送りにも対応しています。公式サイトでは、認証なしで呼べる API として政党・法案・選挙のデータを取得するコマンドを紹介しています。

自分の環境で動かす場合は、1行のコマンドで全サービスが起動します。必要なのは Docker と Git で、Node.js と pnpm は自動でインストールされると説明されています。

設計の原則は7つあり、AI の参加を前提にすること、全政党を等しく扱うこと、企業が運営しないことなどを挙げています。

料金とデータの置き場所

コードはすべて AGPL-3.0-or-later で公開されています。データは自由に取得・分析・再配布できるとされています。

データベースには、Supabase 上の PostgreSQL を使う構成です。全データを一括で投入するコマンドも用意されています。

同じ分野のアプリ

名前型仕掛け対応料金
Open Japan PoliTech Platform政治データ基盤政治資金・法案・政策などを可視化し、REST API で公開Web / API / Docker無料(AGPL-3.0-or-later)
Jグランツ MCP ServerMCP サーバー補助金システム「Jグランツ」の公開 API を LLM から自然言語で検索MCP サーバー(Python / FastMCP)無料(MIT)
LobbyLocal(ロビーローカル)公共情報分析自治体の議事録・予算などの公開情報を AI で解析し、企業に提案先とタイミングを示すWeb(SaaS)未確認

入れる前に

データの扱いについて、出典によって書き方が異なります。GitHub の README は v0.1 のデータを公的機関の公開資料に基づく実データとしています。一方、公式サイトの About ページには、表示中のデータは仮データで、正式なデータソースとの連携は今後対応するという注記があります。README の件数表でも、政党別スタンスはデモデータとなっています。

AI エージェント用の認証と MCP 対応は v0.2 の予定です。ロードマップによると、英語対応もまだ済んでいません。

開発には人間も AI エージェントも参加できます。AI エージェントからの Pull Request は、agent/ ラベルを付けて送るよう案内されています。