「MoMorph」で仕様を書いたら、テストケースもAIが用意してくれた
- 公開
- 正式公開 2025-12-03
- 作り手
- 株式会社Sun Asterisk(Sun*)(会社)
- 対応
- Figma(プラグイン)・Web
- 言語
- 日本語
- 価格
- 2025年12月時点で利用料金なし(AI機能は将来の有料化を検討中)
- アカウント・広告
- 要Figmaの編集権限
どんなアプリか
MoMorph(読み:モモーフ)は、Figma の UI デザインを起点に、仕様の作成からテストケースの生成、GitHub との連携までを支援する Figma プラグインです。2025-12-03 に、法人契約で使える公開プラグインとしてリリースされました。
「MoMorph」は、AIを活用することによってUIデザインを主軸として開発プロセス全体をつなぐ、エンタープライズ向けのソフトウェア開発協働基盤です。
株式会社Sun Asterisk、PR TIMES のプレスリリース(2025-12-03)
公式サイトの機能一覧によると、Figma の UI デザインを読み取ってリスト化し、そこに仕様情報を登録すると GitHub に Issue が自動で作られます。開発ステータスも GitHub 連携でまとめて管理でき、AI による多言語翻訳と仕様テストケースの自動生成、Google スプレッドシートへの出力にも対応しています。
MCP(Model Context Protocol)に準拠しており、Codex CLI や Claude Code、Gemini CLI などの AI エージェントと連携できます。2024年に組織向けのプライベートプラグインとして作られ、2025年初めから顧客向けの案件を含む複数のプロジェクトで使われてきました。
料金とデータの置き場所
公式サイトのよくある質問では、2025年12月時点で利用料金は発生しないとしています。AI による仕様・テストケース生成の機能は、将来的に有料プランとして提供することを検討中です。リリースに合わせて、AI 機能を載せていない Essential 版も公開されています。
これまでの更新
2026-03-20 の更新で、画面一覧が設計中・開発中・レビュー中・完了の4つのタブに分かれ、仕様説明欄でマークダウン形式の入力ができるようになりました。仕様を作っている間の Figma フレームのロック機能はこのとき廃止されています。
2026-04-01 には、Figma の UI から画面概要と要素定義を AI で自動生成する機能が加わり、CLI や MCP ツールで画面仕様を CSV 形式でダウンロード・アップロードできるようになりました。2026-05-21 には、AI 仕様生成を途中でキャンセルするボタンが追加されています。
2026-06-11 の更新では、Web 版でも画面仕様と仕様一覧のアクションメニューから AI による仕様生成ができるようになりました。あわせて必須項目の制限が撤廃され、必須は名前または No. のみになっています。
同じ 2026-06-11 の更新で従来の status 欄は削除され、design_status・spec_status・dev_status・review_status の4つが使えるようになりました。これらを読み書きするエージェントやワークフローは更新が必要です。2026-10-13 時点で公式サイトに出ている最新の更新は、2026-07-09 の軽微な機能改善や不具合修正です。
入れる前に
Figma プラグイン版を使うには Figma の編集権限が必要です。AI を使う機能を含むため、受託案件ではクライアントから事前に承認を得てから導入するよう求めています。AI の学習機能はオフに設定されているとのことです。
正確な仕様生成のため、フレームやコンポーネントを決められた命名ルールに従って名付けておく必要があります。また、ステータスを「開発中」から「仕様入力」のように前の段階へ戻すことはできず、修正は仕様の追記・更新で行います。
使っている AI について、画面設計書の生成には OpenAI の gpt5.0 nano を、テストケースの生成には複数の AI モデルを連携させるエージェント型の仕組みを使っていると説明されています。なお、競合関係にある企業からの問い合わせには、状況によって対応を控える場合があるとしています。