まだMirai亜種を1体ずつ解析してるの?「mirai-toushi」なら自動抽出
mirai-toushi
マルウェア Mirai と亜種の検体から、暗号化された内部情報を自動で抽出する解析ツール
- 公開
- 正式公開 2025-03-28
- 作り手
- 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)(会社)
- 対応
- ソフトウェア(GitHub で配布)
- 価格
- 無料(無償公開)
どんなアプリか
mirai-toushi(ミライ トウシ)は、DDoS 攻撃に多く使われるマルウェア「Mirai」とその亜種を分析するツールです。株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が開発し、2025年3月28日に無償で公開しました。GitHub から入手できるほか、IIJ のセキュリティサービスの運用などでも使われています。
マルウェアの被害を防ぐには原則として種類ごとに分析する必要がありますが、Mirai には亜種が多数あり、一つずつ分析するには多大な労力と時間がかかります。mirai-toushi は Mirai や亜種の検体(分析のために採取したマルウェアのプログラム)を対象に、プログラムの内部に暗号化して記録されている情報を自動で抽出し、短時間で効率的に解析できるようにするソフトウェアです。
抽出できる情報の一つが、攻撃の指示に使われる C2 サーバーの情報です。これをもとに C2 サーバーとの通信をファイアウォールの設定などで阻害すれば、サイバー攻撃を止められます。ほかに、スキャン用の情報から感染対象を把握して標的にされやすい機器の傾向を分析したり、攻撃に使われるパラメータからサーバー側の防御策を検討したりすることもできます。
INTERNET Watch の2025年3月31日の記事によると、mirai-toushi は2025年5月にフランスで開かれるセキュリティカンファレンス「Botconf 2025」に採択され、開発メンバーが発表する予定でした。
料金とデータの置き場所
IIJ は mirai-toushi を無償で公開しており、GitHub から入手できます。
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