「malcheck」のウイルス検査、1MBなら0.5秒未満で終わった

malcheck
アップロードされたファイルを ClamAV で検査し、結果を JSON で返すウイルスチェック API
プレスリリース
公開
更新 2026-09-17(同期検査高速化等、2026年9月に構成切替)
作り手
株式会社ダンミカ(会社)
対応
Web API
言語
日本語
価格
無料(累計100件まで)/スタンダード 月11,000円(税込、月10,000件まで)/それを超える件数は見積もり
アカウント・広告
要登録(クレジットカード不要)

どんなアプリか

malcheck は、ファイルを送ると ClamAV で検査し、結果を JSON で返す API です。検査は国内(東京)のサーバーで行い、検査後にファイル本体は削除します。契約や質問票への回答は日本語で対応し、請求書払いも選べます。

株式会社ダンミカ、PR TIMES のプレスリリース(2026-09-17)

Web サービスや業務システムでファイルのアップロードを受け付けると、取引先や社内のセキュリティチェックシートで「アップロードされたファイルのウイルスチェックを実施しているか」が問われます。malcheck は、この設問に根拠つきで答えるための開発者向け API です。

ファイルは実体(multipart)か URL 指定で送れます。結果は同期、非同期(コールバック)、ポーリングのいずれかで受け取れます。認証はチームごとのトークンで、通信は HTTPS のみです。API の呼び出しは、ファイルを1回 POST するだけです。

検査エンジンは ClamAV です。ウイルス定義は毎時更新を確認して反映し、更新が止まった場合は運営者に通知されます。2022年に提供を始め、2026年9月時点で累計約68万件のファイルを検査しています。

料金とデータの置き場所

無料プランでは、累計100件まで本番と同じ検査を使えます。期限はなく、クレジットカードの登録も要りません。スタンダードは月11,000円(税込)で月10,000件まで、年契約は132,000円/年(税込)です。月10,000件を超える件数は見積もりになります。

支払いはクレジットカードか請求書払い(銀行振込)で、見積書・適格請求書も発行されます。月10,000件を超えても、自動で請求が増えたり検査が止まったりはしません。

検査は国内(東京)のサーバーで行い、処理を国外に出しません。ファイル本体は一時領域で検査したあと削除され、検体共有ネットワークや他社の解析サービスへは送られません。

検査ごとに判定結果・ファイルのハッシュ・検査日時と、使ったウイルス定義のバージョン・公開日時が記録されます。検査履歴は1年間保持されます。

これまでの更新

2026年9月(2026-09-17 のプレスリリースで発表):同期モードの構成を、ウイルス定義を読み込んだ検査エンジンを常駐させる形に切り替えました。1MB 前後のファイルで1件17〜25秒かかっていた同期検査が、1MB のファイルで0.5秒未満、25MB のファイルで約1〜3秒になりました。これはサーバー側の処理時間で、実際にはアップロードの時間が加わります。

同じ時期に、非同期モードの結果を GET /api/scan/{id} で取得するポーリング方式が加わりました。検査履歴は、ダッシュボードで期間を指定して CSV でダウンロードできるようになりました。

API の接続先と、URL 取得・コールバック送信の送信元 IP アドレスが固定になり、一覧ページと機械可読な JSON で公開されました。セキュリティ情報ページには、処理場所や保持期間などに加え、チェックシートの設問ごとの回答例が載っています。

入れる前に

送れるファイルの上限は30MBです。固定 IP アドレスを変更するときは、30日前までに登録メールアドレスへ通知が届きます。

個別の質問票は、設問を送れば回答文をテキストで返してもらえます。契約前でも対応しています。

VirusTotal・Cloudmersive・OPSWAT MetaDefender Cloud などのサービスや、自前の ClamAV と比べた表が公式サイトにあり、malcheck が向かないケースも書かれています。