「LocalLLMClient」を入れたら、iPhoneの中でLLMが画像を読んだ

LocalLLMClient
iOS・macOS・Linux でローカルの LLM を動かす Swift パッケージ
GitHub
公開
正式公開 2025-04-29
作り手
tattn(個人)
対応
iOS・Mac・Linux
言語
Swift
価格
無料(MIT ライセンス)
評価
GitHub のスター 219(2026-10-16)

どんなアプリか

LocalLLMClient は、端末の中で動く大規模言語モデル(ローカル LLM)を Swift から扱うためのパッケージです。対応先は iOS・macOS・Linux です。

推論の土台には llama.cpp・Apple の MLX・FoundationModels フレームワークを使い、GGUF 形式と MLX 形式のモデルを読み込めます。README のコード例では、どの土台でも LLMSession にモデルを渡して respond で返事を受け取る形になっています。

返事を少しずつ受け取るストリーミングの API のほか、画像を読ませるマルチモーダルと、外部の仕組みを呼び出すツール呼び出しにも対応しています。この2つは実験的な機能と書かれています。

Hugging Face からモデルを取得する仕組みと、ターミナルから動かせるコマンドラインツールも入っています。

README の動作確認済みのモデルの一覧には、LLaMA 3、Gemma 4 / 3、Qwen 3 / 2 などが挙がっています。

料金とデータの置き場所

GitHub で MIT ライセンスのもとで公開されています。作り手は GitHub Sponsors で支援を受け付けています。

同じ分野のアプリ

名前型仕掛け対応料金
LocalLLMClientSwift パッケージllama.cpp・MLX・FoundationModels でローカル LLM を動かすiOS・macOS・Linux無料(MIT)
EdgeLLMSwift パッケージQwen・Gemma・Phi-3 などを1行のコードで iPhone 上でオフライン実行iOS無料(Apache-2.0)
React Native Apple Image PlaygroundReact Native・Expo パッケージApple Intelligence の Image Playground をアプリから呼べるiOS 18.2+無料(MIT)

入れる前に

This project is still experimental. The API is subject to change.

tattn さん、LocalLLMClient の GitHub の README

README では、まだ実験段階で API が変わることがあると断っています。動かすには iOS 17.0 以降または macOS 14.0 以降と、Xcode 16.0 以降が必要です。

FoundationModels を使う場合は iOS 26.0 以降または macOS 26.0 以降と Apple Intelligence が必要です。ツール呼び出しは対応しているモデルでしか使えず、どのモデルが使えるかは土台ごとに異なります。

大きなモデルを安定して動かしたいときは、アプリに com.apple.developer.kernel.increased-memory-limit の entitlement を加えるよう README で勧めています。