「KanseiLink」を入れたら、SaaS連携の下調べが1万6800→950トークンに

KanseiLink MCP Server
AI エージェントが SaaS の API のつなぎ方を手元の DB で引ける MCP サーバー
GitHub
公開
正式公開 2026-04-02
作り手
Synapse Arrows PTE. LTD.(会社)
対応
MCP サーバー(npm。Claude Code / Cursor / Cline / Zed / Windsurf など)
言語
日本語・英語
価格
無料(MIT ライセンス)
アカウント・広告
アカウント不要
評価
GitHub のスター 1(2026-10-11)

どんなアプリか

Reduce your AI agent’s token waste with collective intelligence.

KanseiLink の GitHub リポジトリの README 冒頭

AI エージェントが SaaS の API とつなぐときに必要な調べ物を、npm パッケージに入っている SQLite のデータベースで済ませるための MCP サーバーです。README によると、23 のカテゴリにわたる 11,000 以上の MCP サーバーと SaaS API、複数のサービスを組み合わせた 200 の手順(レシピ)、認証や注意点をまとめた 199 の API ガイドが収められています。

基本の流れは3段です。search_services で目的からサービスを探し、lookup で認証の手順や注意点を引き、API を呼んだあとに report で結果を返します。lookup には8つのモードがあり、「create invoice and notify via slack」のような目的を渡すと、freee と Slack をまたぐ手順を返す使い方も示されています。

README では、7つのサービスで測った結果として、SaaS 連携の調べ物にかかるトークンが平均約 16,800 から約 950 に減り、89〜97% の節約になったとしています。

Claude Code、Cursor、Cline、Zed、Windsurf など、MCP に対応したクライアントで使えます。Claude Code では同梱のスキルを入れると、「Slack MCPある?」「send invoice via freee」のような言い回しで自動的に呼ばれるようになります。

セッションごとのトークン消費やエラーの繰り返しを手元で測る機能もあります。測った結果は月ごとの「Wrapped」レポートで確かめられます。

料金とデータの置き場所

MIT ライセンスで公開されています。データはすべて npm パッケージの中に入っているので、API の呼び出しもサインアップも要りません。

測ったデータは手元の ~/.kansei-link/usage/ に書き込まれます。–share で参加しない限りアップロードされず、参加した場合も送るのはトークン数などの集計値で、中身は送らないと書かれています。手元で動くサーバー自体も、既定では外へ通信しません。

MCP の呼び出しのたびに成否を記録する PostToolUse フックは、入れなくても使えます。v1.2 からは、同意しない限り何も送らない形に変わりました。有効にした場合に送るのはサービス名・成否・ツール名・エラーの種類などで、プロンプトやツールの入出力、API キーは送らないとしています。

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入れる前に

Claude Code では、MCP を入れても KanseiLink をいつ呼ぶべきかは伝わりません。自動で呼ばせたいときは、スキルを別に入れる必要があります。スキルが動かないときは、Claude Code を再起動するよう README に書かれています。

検索で見つからないサービスがあれば、英語で探し直すよう案内されています。ほとんどの項目は2か国語で索引されていますが、英語でしか索引されていない項目もあるためです。

v1.2 より前から PostToolUse フックを使っていた人は、改めて同意するまで送信が止まった状態になります。

ほかのエージェントが解決したエラーを共有する機能は、README では「coming soon」と書かれていて、まだ提供されていません。