「HATS Pro」なら1シナリオでロボ5台を同時に動かせる

HATS Standard/HATS Pro/HATS SDK
メーカーの異なる複数のロボットを、一つのプラットフォームでまとめて制御するソフトウェア
プレスリリース
公開
更新 2026-09-14
作り手
株式会社キビテク(会社)
対応
オンプレミス・AWS(SaaS)
価格
要問い合わせ

どんなアプリか

HATS は、メーカーの異なる複数のロボットを一つのプラットフォームで統合制御するロボット制御ソフトウェアです。海外製のロボットも含めてつなげられる点を、株式会社キビテクは特長として挙げています。

ロボットのほかに、WMS や MES などの上位システム、エレベータなどの設備、AI との連携にも対応しています。

使われる場面は2つの領域に分かれています。工場・物流では、自律フォークリフト(AGF)などと連携させ、WMS/WCS と連動した入庫・保管・出庫業務の自動化に使います。点検・警備では、四脚ロボットなどと連携させて危険区域の巡回・点検業務を自動化します。

グレードは、フリートコントロール機能の有無で選ぶ「HATS Standard」と「HATS Pro」の2つです。Pro にはフリートコントロール機能が標準で入っており、1シナリオあたり5台を同時に制御できます。登録できるシナリオ数は Standard が3、Pro が5で、登録できるロボット数はどちらも無制限です。

このほか、自社で開発する企業や SIer に向けて、開発キットの「HATS SDK」も用意されています。完成品として提供される Standard/Pro とは違い、利用者自身が開発・システムインテグレーションを行うための開発基盤という位置づけです。

ロボットには大きな期待が寄せられているものの、実際の現場では、メーカーごとの仕様の違いや人協調環境における運用の難しさが障壁となり、なかなか実装するにいたっていません。HATSはその障壁を取り除くためのプラットフォームです。

前原 賢一さん(株式会社キビテク 代表取締役CEO)、PR TIMES「キビテク、シリーズBで約6億円を調達」(2026-09-30)

料金とデータの置き場所

価格は公開されておらず、問い合わせる形です。

HATS Standard と HATS Pro は、オンプレミス環境と AWS 上の SaaS 環境のどちらでも提供されます。HATS SDK はオンプレミス版のみで、AWS 版は提供されていません。

点検・警備の用途では、ロボットのセンサーで取得したデータがリアルタイムでサーバーへ自動で転送されます。

AWS 版を対象に、月額利用料を35%割り引くリリース記念キャンペーンが社数限定で行われています。3年間の継続利用契約を結び、導入事例づくりに協力することが条件で、割引価格は契約から3年間有効です。4年目以降は標準価格に戻ります。

これまでの更新

2026年9月、製品ラインナップが刷新されました。新グレードの「HATS Standard」「HATS Pro」の提供が始まり、開発者・SIer 向けの「HATS SDK」が新たにリリースされています。

2026-09-30、キビテクはシリーズBで総額約6億円の資金調達を発表しました。資金は HATS の開発体制と販売体制の強化、人材採用に充てるとしています。

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入れる前に

HATS SDK はエンドユーザー向けではありません。自社で開発する企業や SIer が対象です。現場でそのまま使う場合は、完成品の Standard/Pro が該当します。

導入は「要件定義 → 実装 → 導入 → 保守(リモートサポート)」の順に、キビテクが運用開始まで支援する形です。

フリートコントロール(複数台の同時制御)が必要な場合は Pro を選びます。Standard はこの機能に対応していません。