観光AIを作ったら閉店した店が返ってきた。だから「DIIIG」を作った

DIIIG Cloud Platform
独自のPOI(関心地点)データをクラウドで管理し、MCP経由でAIから検索できるようにする開発者向けサービス
公式サイト
公開
正式公開 2025-10-22
作り手
株式会社DIIIG(会社)
対応
Web(REST API・MCPサーバー)
言語
日本語
価格
無料トライアルあり(POI検索 月300リクエストまで)。スタンダードは従量課金(POI検索 1リクエスト0.1円、税込・ドル建て払いの概算)
アカウント・広告
要アカウント(無料登録)

どんなアプリか

DIIIG Cloud Platform は、店舗や施設、地域情報などのPOI(関心地点)を自分で登録してクラウドで管理し、Claude や OpenAI などのAIから MCP 経由で使えるようにする開発者向けのサービスです。公式サイトは、AIが位置や地理の情報をでっち上げるのを防ぐため、POIで回答の裏づけ(グラウンディング)をする仕組みだと説明しています。

登録するPOIはプロジェクト単位で分離して管理され、業界や地域に特有の属性を自由に足せます。緯度経度に加えて高度も登録できます。AIは MCP を通じて自然言語でPOIを検索でき、APIキーの設定のみで利用を始められるとされています。

POI API は AI 開発に限らず、店舗検索サイトや観光情報ポータル、不動産サイトなど通常の Web 開発にも使えます。REST API 形式で、Google Maps や Mapbox などの地図サービスとも API で連携できます。サンプルコードは Python・cURL・PHP が用意されています。

私たちは観光案内のAIエージェントを作ろうとして、壁にぶつかりました。AnthropicやOpenAI、マップサービスを活用してAIエージェントを作ろうとしたところ、返ってくるのは「全国どこにでもある情報」や「存在しない店や閉店したお店」でした。

福本 晋也さん(株式会社DIIIG CTO)、PR TIMES のプレスリリース(2025-10-22)

既存の地図サービスでは取得できない、でも確実にニーズがある「独自のPOI」でした。

福本 晋也さん(株式会社DIIIG CTO)、PR TIMES のプレスリリース(2025-10-22)

料金とデータの置き場所

無料トライアルはクレジットカードの登録が不要で、POI検索は月300リクエスト、POI登録とPOIホスティングはそれぞれ月20件まで無料です。

スタンダードは従量課金で、公式サイトの料金表(2026-10-14時点で確認)ではPOI検索と詳細取得が1リクエスト0.1円、登録・編集が0.2円、ホスティングが1件1円、POI収集が30円です。表示は税込で、為替に基づく概算です。実際の支払いはドル建てです。

2025-10-22のプレスリリースでは、同日時点の為替に基づく概算として、POI検索を1リクエスト0.16円と記載しています。

データはクラウドで管理されます。自動バックアップは7日間保持され、アカウントを削除すると210日後に全データが完全に削除されます。

これまでの更新

2025-10-22にリリースされました。指定したテキストからAIが自動でPOIを整形して保存する「POI 自動解析・保持」は、公式サイトでリリース予定と案内されています。雑誌社や専門メディアが作ったPOIデータのAPI提供も予定されています。

同じ分野のアプリ

名前型仕掛け対応料金
DIIIG Cloud Platform位置情報(POI)自分で登録したPOIをAIがMCP経由で自然言語検索Web(REST API・MCPサーバー)無料トライアルあり・従量課金
MCP Server for Vertex AI Search文書検索Vertex AI のデータストアの自社文書を Gemini のグラウンディングで検索OSS(Python・Docker)無料(OSS)
Cariot MCP Server車両データ車両動態管理クラウドのドライバー・車両・日報データにAIからアクセスMCPサーバー(OSS)OSS

入れる前に

無料の範囲を超えて使うときはスタンダードプランへのアップグレードとクレジットカードの登録が必要で、アップグレードすると無料トライアルには戻れません。請求は毎月1日から月末までの利用分を翌月初めにまとめて行います。

APIキーの完全な値は作成時に1回しか表示されず、いつでも手動で無効にできます。

サポートとしては公式ドキュメントとサンプルコードが提供されており、開発者向けの公式Discordコミュニティで質問や相談を受け付ける予定とされています。