「IMG_2084.png」でも写真フォルダへ。中身を読む「copper-golem」
- 公開
- 正式公開 2026-07-01
- 作り手
- knktkc(個人)
- 対応
- Mac
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料(MIT ライセンス)。判定には別途 Claude Code を使う
- アカウント・広告
- 要 Claude Code(インストール・ログイン済み)
- 評価
- GitHub のスター 4(2026-10-09)
どんなアプリか
フォルダにファイルを入れておくだけ。AI が一つずつ中身を読んで「これは請求書」「これは写真」と判断し、あなたが用意したフォルダへ静かに移してくれます。どこにも当てはまらないものは、無理に動かさずそのまま残します。
copper-golem 公式サイト
copper-golem は Mac 向けのファイル整理ツールです。整理したいフォルダを1つ決めて、その中に「請求書」「写真」「資料」のような入れ先フォルダを自分で作っておきます。あとはファイルを置くと、中身に合う入れ先へ移されます。
振り分けはファイル名ではなく中身で判断します。「IMG_2084.png」のような名前でも、写真と分かれば写真フォルダへ移します。どこにも当てはまらないファイルは動かさず、理由を _未分類レポート.md に書き出します。
判定には Claude Code の claude コマンドを使います。中身の取り出しと移動はツールが受け持ち、Claude はツールをすべて無効にした状態で呼び出されます。ファイルの中に指示文が仕込まれていても、Claude 側にはそれを実行する手段がありません。
各フォルダには「何を入れる場所か」を書いた .golem.md を置けます。フォルダにすでに入っているファイルから AI に自動で作らせることもでき、置くと振り分けがより正確になると説明されています。名前は、落ちている物を拾って同じ物が入った箱へ仕分ける Minecraft の銅ゴーレムに由来します。
料金とデータの置き場所
ツールは MIT ライセンスで、無料で公開されています。中身を読む役は、使う人の Claude Code が担います。別途の契約や API キーは要らず、Claude Code の利用の範囲で動きます。
作り手は、判定に軽いモデルを使い、一度判定したファイルは二度判定しないことで負担を抑えていると説明しています。そのうえで、Claude Code の利用条件は Anthropic が決めるもので、将来この使い方が課金の対象になる可能性もあると書いています。
判定するファイルは、内容の一部が Claude に送られます。移動の記録は Mac の中の ~/.local/state/copper-golem/moves.jsonl に残ります。会話記録は保存しない設定で呼び出すため、ファイルの抜粋は ~/.claude/projects/ に残りません。
同じ分野のアプリ
| 名前 | 型 | 仕掛け | 対応 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| copper-golem | ファイル整理 | 中身を AI で読み、用意したフォルダへ自動で振り分ける | Mac | 無料(MIT ライセンス) |
| Acteedog | 日報 | 作業履歴を自動で集めてローカルに蓄積し、AI で日報を作る | デスクトップ(Tauri) | 有料プランあり |
| Markview Pulse | ビューア | Markdown ファイルの変更を検知して自動で再表示し、差分も見せる | デスクトップ | 無料(OSS) |
| sysgauge | システムモニタ | 古い Mac のウィンドウ風の見た目で CPU・メモリなどを表示する | Mac / Windows | 無料(OSS) |
入れる前に
Claude Code をインストールしてログインしておく必要があります。ほかに Python 3.11 以上が必要です。セットアップではターミナルにコマンドを貼り付けて、リポジトリの取得と設定ファイルの準備をします。
最初は移動をせず、判定結果だけを表示するお試しモードが既定です。移動したあとでも undo で直前の振り分けをまとめて戻せます。削除はせず、同じ名前のファイルがあるときは別名で保存します。
判定には AI への接続が必要なので、オフラインのときは何もしません。新しめの Mac で通知を受け取るには terminal-notifier も必要です。監視するフォルダはダウンロード以外でもよく、複数のフォルダを指定できます。